【意訳版現代語訳】天の巻 ホツマツタヱ14文 代嗣祈る宣言の文
ホツマツタヱ14文の現代語訳を「読みやすさ」と「まとまり」を重視して意訳しました。
詳細な逐語訳や原文を確認したい方は、冒頭のリンクから個別ページを参照してください。
ホツマツタヱ14文のあらすじ
カカンノンテンの儀式と創世・人体生成・代嗣の理を通して、アマテルの神格と「妹背の道」による繁栄の原理が語られる文(あや)です。
1. カカンノンテンの儀式の執行
アマテルのもとに神霊や臣が集い、宮中では厳重な守護のもと「発生・成長・熟成」を象徴するカカンノンテンの儀式が整えられる。歌と供物を伴い、段階的な作法によってアメミヲヤが招かれる。
2. 創世とアメミヲヤの働き
天地未分の状態から、陰陽が分かれ、天と地が成立する過程が語られる。五要素が生まれ、それらの交わりによって人の原型であるアメナカヌシが生じたとされる。
3. モトアケと神々の配置
宇宙の構造としてモトアケ(元明)が示され、中心のアメミヲヤを軸に、八方およびその外側へと神々が配置される体系が説明される。これは天地の秩序と生成原理を表すものとされる。
4. 人の誕生の仕組み
人は多くの霊的要素とともに生まれ、日月のエネルギーが交わることで受胎すると説かれる。胎内での発達は回転運動として表現され、段階的に身体と機能が形成されていく。
5. 男女の産み分けの理
陽と陰の働きの優劣によって男女が分かれるとされ、日(月)から得るエネルギーの巡りと交わりの在り方が、子の性別を左右する原理として説かれる。
6. アマテルの出自と降臨
アマテルはもとは日輪に属する存在であったが、人を導くために人の身に宿ることを選ぶ。トヨケの祈りと二尊の働きによってこの世に現れ、その誕生には特別な経緯があったとされる。
7. 代嗣と妹背の道の教え
正しい子孫繁栄のためには、陽陰の調和に基づく「妹背の道」とアグリの実践が重要であると説かれる。祈りと作法、そして心の在り方が結果に結びつくとされる。
8. 三神(カスガ・コモリ・カツテ)の成立
代嗣を助ける役割として、カスガ・コモリ・カツテの三神が歌をもってその役目を示し、それぞれに守護と働きが与えられる。
9. 教えの総括と伝承
アマテルはこれらの教えを歌とともに伝えるよう命じ、代嗣を願う者はその道を忘れぬよう諭す。この教えは広く民にも共有され、長く尊ばれるべきものとされた。
意訳文
カカンノンテン(発生・成長・熟成)の儀式
天地の内外(中央と地方)がスカ(調和して)に巡る時のこと。
800万3,000人のミコト・ヒコ(神霊・臣)が御内に侍り、アマテルの通る道を聞いた。諸万民もアマテルの詔を聞こうとヲシラス(政を執る場所)に群がり、その周囲を諸守が守護していた。この際、正門の片方のヒノシマ(日の締)はクシマトが守り、もう片方のツキノシマ(月の締)はイワマトが守り、イクシマとタルシマは四方の御垣を守った。
イカスリ(宮の敷地)では、神霊を招くために鬼(悪霊の意)を祓い、発生・成長・熟成を象徴する「カカンノンテン」の儀式を整えた。この際、左では谷のサクラウチが「弥の桜の鳴らし歌」を歌い、右では その子のヲヲヤマカグズミが「トキシクカグの祝歌」を歌った。
儀式においては、
まず、ココトムスビが「カカン(儀式の導入)」を成し、その子のカスガがミハシラを天と繋がる神座とするタミメ(手印)を結んでアメミヲヤ(創造神)を招いた。
次に、オオモノヌシのクシヒコが「ノン(儀式の展開)」を成し、その子のヨロギミホヒコ(コモリ)が「ユフハナ(斎餞)」に「ヤイロニキテ(八色和幣)の紙」を捧げた。
最後に、ヒトコトヌシが「テン(儀式の結び)」を成し、その子のカツラギヤスヒコは『ヌサグシデ』を奉った。
このように儀式が行われると「ヨソコノハナ(アメミヲヤの顕現たるアマテル)を拝めれば『アグリ』を得られよう」と、皆が拝んだという。
そして、アマテル大御神が現れて代嗣(よつぎ)の経緯を説明した。
※アマテルのアメノミヲヤ(創造神)としての神格を召喚するための儀式と思われる
創造神の話(アメノミヲヤとアメナカヌシ)
アマテルは、次のように詔した。
「万歳のミコト・ヒコ(皇族・臣)、千歳になる民も皆、クニトコタチの末裔である。その根源はことごとく『アメノミヲヤ』である。
まだアメ・ツチ・ヒト(天地人)が分かれおらず、世界がウイノヒトイキ(初の一息)で動く時のこと。アメミヲヤは、東(左)に上って西(右)に下り、ウツホ(空洞)に回った。そして、泡と泥が回転しながら混ざる中、ミハシラ(中心)が裂けてメ・ヲ(陰・陽)が生じた。陽は清く・軽く回って『天(非物質)』となり、陰は内に向かって凝縮して『地(物質)』となった。
陰は水・埴に分かれ、陽の空は風を生み、風は火を生んだ。このように、陽は空・風・火の三要素、陰は水・埴の二要素となった。これにより、背(夫)のムナモト(陽元)を『日(太陽)』として丸め、妹(妻)のミナモト(陰元)を『月』として固めた。
そして、空・風・火・水・埴の五要素が交わって人となった。アメナカヌシの尊はこれである。
アメナカヌシは八方に散り、万地に万子を生んだ。その子らを分けて各地に配置した後、初めての人(アメナカヌシ)は天に還ってアメノミヲヤとなった」
モトアケ
アマテルは続けた。
「天の形は巌山の如く、日月も地(地球)もハラコモル(球状)である。また、その外側はヤヱニキテ(八色の和幣)のようである。
モトアケ(元明)の四十九種の中心をナカミクラ(中御座)といい、そこにはアメノミヲヤが座す。
中御座の外側の八方には『ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メ』の八君が座す。この八君を『アモトカミ(天元神)』という。
その外側の八方には『ア・イ・フ・ヘ・モ・ヲ・ス・シ』の八神が座す。この八神を『アナレカミ(天均神)』という。
そして、さらに外側にはミソフ(三十二)のタミメヒコが座す。
このようにモトアケには元・中・末の三座がある」
※要するに、フトマニ図に示される49神の配置について説明している(トップ画参照)
人の誕生の仕組
アマテルは続けた。
「人は誕生する時に、ソムヨロヤチノモノ(16万8千のモノ)が付き添って生まれてくる。これはモトツカミ(元つ神)が遣わすタエモリ(留める守)で、モノの種を判別し、モノとタマシヰ(魂魄)を結合させる。アナレ(天均神)は人の臓腑、血、声、容姿などを司る。
私の上の存在である太陽は『日月のウル(日輪の神霊)』を下すため、代嗣を得ようとする時は目垢(目ヤニ)を濯いて朝日を拝み、目から月日の潤を得るのが良い。その後に交われば『陽のウルナミ(陽エネルギーの波)』がタマシマカワ(女陰)のイモチ(卵子)とシラホネ(精子)を結び付けて孕む。
この際、父のシジナミ(日から得られる陽エネルギー)は母のニコタマ(月から得られる陰エネルギー)と因み合い、昼には霊が昇って夜には波を立てる。それは、まるで天空を回る月日のように、受精卵に宿る日月の潤も回って行くのである。
その回転は、初日は1回転、翌日は2回と増え、30日目には30回となり、約64日で回転を満たす。その総計は1,080回(計算上は2,080回)の回転を遂げ、やがてミトリコ(五体を備えた子)の状態となる。
ニコタマ(月から得られるエネルギー)とシジナミ(日から得られる陽エネルギー)が交わり合った結実はオノコロ(胞衣)となり、胞衣の形は水車のようになる。また、ミハシラたるへその緒を中軸として ほどよく重く回り続けると、その回転は日に1回転ずつ減っていく。
そして、三ヶ月の末には五体を備え、四ヵ月の末には十分に発達する。五ヵ月目には1回転し、妊婦がサツサハラヲビ(腹帯)を巻く頃に五腑を成す。そして、ナカクダ(中空の器官)を通り、天の霊(魂)・タラチネの霊(タマノヲ)・陰の霊(魄)の三つの霊が混ざりあい露(羊水)が溢れる。
六ヵ月目には乾き、へその緒に血液が通えば身が育ちはじめ、血液が煮られれば、ヰイロハニ(五色の埴)を以ってモリノカミ(守護神?)が付く。七ヵ月目にヰクラ(五臓)・ムラト(腎臓)ができ、八ヵ月目にはムワタ(六腑)ができる。
九ヵ月目に目が開いてシムソヨヘ(性格)が決まり、四八音の声、すなわちアワノウタが備わる。そして、コソム(人が誕生するまでに経る96の経緯)を経て全てが揃い、十二ヵ月目に胞衣を脱いで生まれるのだ」
男女の産み分け
アマテルは続けた。
「妻が居ても代嗣(よつぎ)が無く、男児を得たいを願うならば『アグリ』を知るべし。
朝日の潤を受けてヨルナミ(陰エネルギーの波)と共に巡れば、陽が先に陰を包む。そのように陰が狭められていった結果、遂に身の穂末が突出してシヂ(男根)と成る。ヲ(陽)の始めが男子を生む、すなわち陽が陰に勝れば男児となるのだ。これが『アグリ』である。
女子は先に月(陰)が宿り、後に日(陽)を招くことで、陰が早く回って陽を包む。その結果、シヂ(男根)は成らずにヤマシマ(女陰)を身のカドに掘る。これがメ(陰)の始め、すなわち女児が生まれる仕組みである。
男子が欲しければ『アグリ』を成せ。そうすれば我が霊を添えて授けよう。陽陰照る地(月日が照らす地)は、我が神霊が在ると知るべし」
アマテルの出自
アマテルは続けた。
「私はかつて日輪(太陽)に居たが、照らすことはできても、人の身が無く導くことは困難であった。そこで、イサナギ・イサナミの二尊を父母として人の身に宿ることにしたのである。しかし、母・イサナミの胎内に96ヵ月も留まってしまい、母は一日も安心できぬほど苦しんだという。私は君の身となったが、親の恵みに感謝し、これを返さねばならないと思う。そこで子を授かる道を恵みとして返すのだ。
私が生まれるきっかけは、トヨケ尊の祈願にある。トヨケ尊は葛城山にて禊をし、母・イサナミに降りかかる汚穢を除こうと8,000回も祈った。この祈りに寄って天に願いが通じ、アメノミヲヤが日霊を分けおろしたのだ。こうしてアメノミヲヤの神霊が現世に現れたのである。
道を整わせたくば、朝日宮にトヨケ神を祀り、アメノミヲヤに祈るべし。代嗣の機を織るように、繁栄のための代嗣子(世継ぎ)を授ける妹背の『アグリ』は朝日を受けて暖まる。その時に交われば子を孕み、息・声・外見を備えて生まれるだろう」
カスガカミ、コモリカミ、カッテカミの由来
アマテルは、代嗣子(世継ぎ)を求める者に対して次のように詔した。
「日霊たる我が神霊をその身に招き入れよ。ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メの地は神霊の器物である。招けば当然に現れて、ハタレ(悪心)を破れば障りも無くなる。身に心が成ればカミココロ(日月の神霊)となり、その恵みによって成果が得られる。これは妹背の道の調和に適うものである」
アマテルが諸人に詔の返答を求めると、カスガが立ってアマテルを拝み、謹みつつも心のままに歌を歌った。
『陽陰いのる この手柏ゆ 劣を直ぐ 宿る央中の みごと成る この子は真直ぐ 父母の 嘗の代継ぎの 御子となりけり』
(陽陰を結ぶ このタミメによって劣を正せば、宿るヲナカの子は見事に成る。その子は真直ぐで父母のナヱの代嗣の子となるに違いない)
カスガが三度歌うと、ミホヒコ(コモリ)も立ち、思うことを歌にして歌った。
『子を恋ふる 妹背の和に 籠りくの 子守り育てん タラチネの神』
(子を乞う妹背の和合により、コモリク(宿った子)を守り育てるタラチネの守となろう)
ミホヒコが三度歌うと、続いてヤスヒコも立って歌った。
『安々と 桜の母の 充り子を勝手に掛けて いでや生ません』
(平穏に熟した母のミトリコを、カツテ(利き手)にかけて生ませましょう)
ヤスヒコも三度歌うと、アマテルから詔があった。
カスガワカヒコは一途な奮闘を讃えられ「アマノコヤネ」の名と「カスガカミ(春日尊)」のヲシテを賜った。
また、ミホヒコは三十六子を養育した心を讃えられ「コモリカミ(子守尊)」のヲシテを賜った。
また、ヤスヒコは出産を助ける業をなせと命じられ「カッテカミ(勝手尊)」のヲシテを賜った。
アマテルは、最後に諸守に対して次のような詔をした。
「代嗣を願う時は我が歌と、コヤネ、コモリ、カツテの歌を思い出すが良い。これらは陽陰の道に適った教えである。民も必ず、これを忘れてはならぬぞ」
この時、諸守も諸民も教えを聞いていた。これが八千度の子種を得る言の定めであり、諸人が千度敬う宣言である。
注釈
登場人物
・アマテル:『記紀』の天照大神に比定。男神。日の神。創造神アメミヲヤの顕現
・クニトコタチ:『記紀』の国常立尊に比定。初代君主を指す。この文ではアメノナカヌシと同義
・アメミヲヤ:『記紀』の天御中主神に比定。万物の根源神たる神霊。アマテルの身として現世に降誕
・アメナカヌシ:『記紀』の天御中主神に比定。五要素の交わりにより生じた最初の人。アメミヲヤの顕現
・イサナギ:『記紀』の伊弉諾尊に比定。六代君主。アマテルの父
・イサナミ:『記紀』の伊弉冉尊に比定。アマテルの母
・クシマト:神社祭神の櫛石窓神に比定。門の守護を担いヒノシマ(日の締)を守る門番
・イワマト:神社祭神の豐石窓神に比定。門の守護を担いツキノシマ(月の締)を守る門番
・イクシマ:『古事記』の生島神に比定。タルシマとともに四方の御垣を守護する
・タルシマ:『古事記』の足島神に比定。イクシマとともに四方の御垣を守護する
・サクラウチ:『記紀』の大山祇命に比定。セオリツヒメの父。儀式で「弥の桜の鳴らし歌」を歌う
・ヲヲヤマカグズミ:『記紀』の大山祇命に比定。サクラウチの子とされ、右方で祝歌を歌う
・ココトムスビ:神社祭神の興台産霊神に比定。カスガの父。儀式の導入「カカン」を司る
・カスガ:『記紀』の天児屋命に比定。ココトムスビの子とされ、タミメを結び神を招く
・アマノコヤネ:『記紀』の天児屋命に比定。カスガの功により賜った名
・カスガカミ:『記紀』の天児屋命に比定。カスガが賜った神名
・クシヒコ:『日本書紀』の大物主神・事代主神に比定。儀式の展開「ノン」を司る
・ヨロギミホヒコ:神社祭神の子守神に比定。クシヒコの子。儀式で供物を奉る
・コモリカミ:神社祭神の子守神に比定。ヨロギミホヒコが賜った神名で、子を守り育てる役目を担う
・ヒトコトヌシ:『記紀』の一言主神に比定。儀式の結び「テン」を司る
・カツラギヤスヒコ:神社祭神の勝手神に比定。ヒトコトヌシの子。ヌサグシデを奉る
・カッテカミ:神社祭神の勝手神に比定。カツラギヤスヒコが賜った神名で、出産を助ける役目を担う
関連知識
アマテルが大御神とされる由縁
ホツマ14文によれば、アマテルが大御神とされる由縁は、天の七代目君主だったという立場だけではなく、アマテル自身が根源神アメノミヲヤの顕現であり、14文におけるカカンノンテンの儀式によって、アマテルの肉体を依り代として直接教えを伝えることができるからだと考えられます。
この文中におけるアマテルの詔はアメノミヲヤとして述べており、それゆえにアメナカヌシの話など、時代に沿わない過去の出来事までを詳細に語ることができているのでしょう。なお、アマテル自身も太陽に居たと述べているため、太陽神という位置づけはそこから来ていると思われます。
「とほかみゑみため」について
「とほかみゑみため」とは、古神道における祓いの言霊として知られています。
特に十種祓詞(とくさのはらえことば)の中でも重要な句として伝わり、近現代の神道系では天津祝詞・大祓詞と並ぶ三種祓詞の一つとされることもあります。十種祓詞は霊的浄化や再生を目的とする祓いであり、「とほかみゑみため」を唱えることで十種神宝の霊力が働き、穢れや禍事を祓うとされています。
一方、ホツマツタヱにおける「とほかみゑみため」は、祓詞というよりも宇宙構造そのものを表す八方の神名として登場します。ホツマ14文では、アマテルが「モトアケ(元明)」の構造を説明する中で、中心のアメノミヲヤを囲む八方に「ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メ」の八神(アモトカミ)が座すと述べられています。これは宇宙の生成原理を八方向の力として示したものであり、祓詞としての「とほかみゑみため」は、この宇宙秩序の八元神を呼び起こす言霊として理解されます。
つまり「とほかみゑみため」は、霊的浄化のための言霊として用いられる一方で、ホツマでは宇宙の根源構造を象徴する八神の名として位置づけられています。両者は用途こそ異なりますが、いずれも天地の調和を取り戻すための根源的な言霊である点で共通しています。
『記紀』との主な違い(AI分析)
宇宙生成(天地開闢)の構造
ホツマでは、宇宙はアメノミヲヤを中心とした「モトアケ(元明)」の構造として示され、49神の配置や五要素(空・風・火・水・埴)の生成が体系的に説明されます。一方、『記紀』では天地開闢は象徴的に語られ、宇宙構造の詳細な階層や五要素の生成過程は示されません。
アメノミヲヤとアメナカヌシの関係
ホツマでは、アメノミヲヤ(創造神)とアメナカヌシ(最初の人・人類の根源)が明確に区別され、両者の役割が詳細に説明されます。一方、『記紀』ではアメノミナカヌシは高天原の最初に出現する神として描かれますが、ホツマのような「創造神」と「人類の根源」の二重構造は見られません。
「とほかみゑみため」の位置づけ
ホツマでは、「ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メ」は宇宙の八方を司る八元神(アモトカミ)として登場し、宇宙秩序そのものを構成する要素として扱われます。一方、『記紀』には「とほかみゑみため」に相当する八方神の体系はなく、祓詞としての言霊構造も示されません。
神霊の招来方法
ホツマでは、タミメ(手印)やヤイロニキテ(八色和幣)など、神霊を招く具体的な儀礼手順が記述されます。一方、『記紀』では神霊の招来儀礼の具体的な手順は示されず、神は自然に現れる存在として描かれます。
カスガ・コモリ・カッテの神格成立
ホツマでは、春日神・子守神・勝手神の由来が、アマテルの前での歌と行為によって明確に語られます。一方、『記紀』ではこれらの神々の成立過程は語られません。
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