ホツマツタヱ序文 ほつま伝えを展ぶ:ホツマツタヱの信憑性【6】
現代語訳
・世に著わせる その文(この世にある文書の中でも)ホツマツタヱに勝るものは無い
・今の世に残る家々の文は多数あるが、それぞれに内容の変更がある
・故にどれを真とするかは難しい、よって此処に一つを挙げ記したものがホツマツタヱである
・例えば、ホツマツタヱの26の文にこうある
・『カモ破れて トヨタマヒメも 渚にて 猛き心に 泳がせば 竜や蛟竜の力得て 恙も和の 磯に着く』
・これを他所ではこう記している
・『舟破れて 竜と蛟竜の力得て』
・これは誤ったテニオハ※である
・総てで七家から記文が出ているが、異なる内容はこのように判断するべし
我が先祖が記したミカサ文は、ホツマツタヱとワリウルリ※を合わす如く一致する(瓜二つ)
・故に代々の掟となる文はホツマツタヱであると思われる
・そのため、ここに深い心を添え入れて上げ奉った
・なお、巻末にそのヲシテ(詔)を載せておく
用語解説
・テニオハ:助詞もしくは、助詞の使い方を指す
・ワリウルリ:二つに割った瓜の断面のように似ている様を指す
原文(漢字読み下し)
・世(よ)に著(あらわ)せる
・その文(ふみ)は ホツマツタヱに
・勝(まさ)る無(な)し 今(いま)世(よ)に残(のこ)る
・家々(いゑいゑ)の 文(ふみ)もそれぞれ
・変(かわ)りある 誰(だれ)を真(まこと)と
・なし難(かた)し 故(かれ)に一(ひと)つを
・挙(あ)げ記(しる)す
・二十六(ふそむ)の文(あや)に
・カモ破(わ)れて トヨタマ姫(ひめ)も
・渚(なきさ)にて 猛(たけ)き心(こころ)に
・泳(およ)かせは 竜(たつ)や蛟竜(みつち)の
・力(ちから)得(え)て 恙(つつか)も和(なみ)の
・磯(いそ)に着(つ)く
・これを他所(よそ)にて
・舟(ふね)破(わ)れて 竜(たつ)と蛟竜(みつち)の
・力(ちから)得(ゑ)て これ誤(あやま)れる
・テニオハぞ 総(すへ)て七家(ななや)の
・記文(しるしふみ) 異(こと)なりかちは
・これに知(し)れ
・我(わ)か上(かみ)の押(を)す
・ミカサ文(ふみ) ホツマツタエと
・割瓜(わりうるり) 合(あ)わす如(こと)くの
・心(こころ)なり 代々(よよ)の掟(おきて)と
・なる文(ふみ)は ホツマツタエと
・思(おも)ふ故(ゆえ) 深(ふか)き心(こころ)を
・添(そ)ゑ入(ゐ)れて 上(あ)げ奉(たてまつ)る
・末(すえ)にヲシテぞ
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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