ホツマツタヱ・ミカサフミ現代語訳:住吉大社 [大阪府]

住吉大社(すみよしたいしゃ)とは大阪市住吉区にある神社であり、全国の住吉神社の総本社として知られています。


概要


由緒


由緒書によれば、住吉大神(底筒男命・中筒男命・表筒男命の総称)から「吾(あ)が和魂(にぎみたま)を宜しく大津渟中倉長峡(おおつのぬなくらのながお)に居くべし、便ち因りて往来ふ船を看む」との神託が下ったことから、神功皇后摂政11年辛卯の歳(AD.211)に神功皇后が当地で鎮祭を為したことに始まるとされている。

祭神


【主祭神】

・底筒男命(ソコツツノオ):イザナギが黄泉国から戻ってきた後に行った禊で生まれた
・中筒男命(ナカツツノオ):同上
・表筒男命(ウワツツノオ):同上
・神功皇后(じんぐうこうごう):仲哀天皇の皇后であり、応神天皇の母

境内社


ホツマツタヱ・ミカサフミ現代語訳:住吉大社 [大阪府]
児安社

【摂社】

・大海神社:豊玉彦命(トヨタマヒコ)、豊玉姫命(トヨタマヒメ)を祀る
・若宮八幡宮:誉田別尊 (ほんだわけ)、武内宿禰(たけしうちのすくね)を祀る
・志賀神社:底津少童命(ソコツワダツミ)、中津少童命(ナカツワダツミ)、表津少童命(ウワツワダツミ)を祀る
・船玉神社:天鳥船命(アメノトリフネ)、猿田彦神(サルタヒコ)を祀る

【末社】

・楯社:武甕槌命(タケミカヅチ)を祀る
・鉾社:経津主命(フツヌシ)を祀る
・侍者社:田裳見宿祢(たもみのすくね)、市姫命(いちひめ)を祀る
・后土社:土御祖神(ツチノミオヤ)を祀る
・楠珺社:宇迦魂命(ウカノミタマ)を祀る
・市戎大国社:事代主命(コトシロヌシ)、大國主命(オオクニヌシ)を祀る
・種貸社:倉稲魂命(ウガノミタマ)を祀る
・児安社:興台産霊神(コゴトムスビ)を祀る
・海士子社:鵜茅葺不合尊(ウガヤフキアエズ)を祀る
・龍社:水波野女神(ミヅハノメ)を祀る
・八所社:素盞鳴尊(スサノオ)を祀る
・新宮社:伊邪那美命(イザナミ)、事解男命(コトサカノオ)、速玉男命(ハヤタマノオ)を祀る
・立聞社:天児屋根命(アメノコヤネ)を祀る
・貴船社:高龗神(タカオカミ)を祀る
・星宮:国常立命(クニノトコタチ)、竈神(カマドノガミ)を祀る
・五社:大領・板屋・狛・津・高木・大宅・神奴祖神を祀る
・薄墨社:国基霊神(くにもとのみたま)を祀る
・斯主社:国盛霊神(つもりくにもりのみたま)を祀る
・今主社:国助霊神を祀る
・招魂社:諸霊神を祀る

関連リンク


住吉大社(公式サイト)
住吉大社 (ウィキペディア)
住吉大社(人文研究見聞録)

ヲシテ文献の記述


ココトムスビについて


・ツハヤムスビの孫のヰチチ(ヰチヂ)のこと
・フツヌシの妹のアサカヒメを娶ってアマノコヤネを儲ける
・タマカエシの方法を開発する
・タマカエシの功によって"ココトムスビ"と"カスガドノ"という名を賜り、春日県を治めることになる
・老年となったことから春日県の統治権を返還し、代わりにクシタマホノアカリが大和を治めることになる

ヲシテ文献の対応箇所(ココトムスビ関連)


ホツマツタヱ8文 霊還し ハタレ打つ文:ココトムスビとタマカエシ【22】
ホツマツタヱ8文 霊還し ハタレ打つ文:カスガマロ(アマノコヤネ)の誕生【23】

備考


住吉大社について


・住吉大社の児安社興台産霊神(コゴトムスビ)が祀られている

興台産霊神(コゴトムスビ)について


・『日本書紀』第七段一書(三)に「天兒屋命(アメノコヤネ)の父」として表記される
・『尊卑分脈』藤原氏系図では「興台産霊命が王主命の許登能床遅媛命を娶り、天児屋根命を生んだ」とされる
・「高田天神社の社伝」では「津速産霊神(ツハヤムスビ)の孫が天兒屋命(アメノコヤネ)である」とされる

料金: 無料
住所: 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89(マップ
営業: 6:00~17:00
交通: 住吉大社駅(徒歩3分)

公式サイト: http://www.sumiyoshitaisha.net/index.html