ホツマツタヱ・ミカサフミ現代語訳:磯部神社 [三重県]

磯部神社(いそべじんじゃ)とは三重県志摩郡磯部町にある神社であり、磯部郷の惣社であるとされています。

伊雑宮に関連する社とされ、祭神に正哉吾勝勝速日天忍穗耳尊(オシホミミ)など計48柱の神々を祀っています。


概要


由緒


創祀については不詳とされるが、古くから伊雑宮の摂末社の如く扱われており、歴代の伊雑宮の神職らによって その氏神・産土神として奉祀されてきたと云われている。また、社殿の造営の折には伊雑宮竝大歳社(佐美長神社)の古殿を拝領して、その造修を営んできたとされる。

その後、明治末期に発布された神社合祀令に関する勅令に則って、村内十大字(除坂崎)の神社を現在地に合祀し、社名を磯部神社と改めた磯部郷の総社となったとされる。

祭神


・正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(マサカアカツカチハヤビアメノオシホミミ)
・天穂日命(アメノホヒ)
・天津彦根命(アメツヒコネ)
・活津彦根命(イクツヒコネ)
・熊野櫲樟日命(クマノクスヒ)
・田心姫命(タゴリヒメ)
・湍津姫命(タギツヒメ)
・市杵嶋姫命(イチキシマヒメ)
・他40柱

境内社


・護国社:571柱の神を祀る
・その他

関連リンク


磯部神社(公式サイト)
磯部神社(人文研究見聞録)

ヲシテ文献の記述


イソミヤについて


・ヤマトヒメはイイノよりイソベの地に遷り、遂にアマテルの神霊をイセ宮(サコクシロ内宮)に遷した
・ヤマトヒメは108歳の時に御杖代をヰモノ姫に継承し、自らは内端殿のイソミヤに退いて アマテル神を祀って静かに過ごした
 ・現在は磯神社に比定

ヲシテ文献の対応箇所


ホツマツタヱ36文 ヤマト姫 神鎮む文:伊勢神宮(内宮)の造営と、皇室の御幸【6】
ホツマツタヱ38文 ヒシロの代 クマソ打つ文:御杖代の代替り【22】

備考


磯部神社について


・創祀は不詳とされるが、伊雑宮に関連する社であると思われる
・伊勢周辺にある「菊花紋章」と「六芒星」の刻まれた灯篭が境内に建つ
・鮫を神使としており、伊雑宮にまつわる「七本鮫」の伝説に関わる

イソミヤについて


・ホツマにおけるイソミヤは磯神社に比定される
 ・磯神社は明治までは八王子社であった
 ・戦後に磯神社に改められたとされる
・ホツマにおいてヤマトヒメはイソベに遷ったと記される
 ・磯部神社は現在は磯部郷の総社である
 ・イソベという地は磯部神社周辺ではないかとも考えられる

料金: 無料
住所: 三重県志摩市磯部町恵利原1250(マップ
営業: 終日開放
交通: 上之郷駅(徒歩12分)

公式サイト: http://kyoka.mie-jinjacho.or.jp/shrine/%E7%A3%AF%E9%83%A8%E7%A5%9E%E7%A4%BE/