ホツマツタヱ・ミカサフミ現代語訳:当サイトについて

当サイトは、日本の文化や歴史を紹介するブログ「人文研究見聞録」の関連サイトです。ブログのテーマの一つである「日本神話の研究」の一環として「ヲシテ文献」の現代語訳文を紹介します。

当サイトの趣旨


上記の通り、著者は「日本神話」の個人研究をしている者です。

その「日本神話」の研究の道すがら「ヲシテ文献」を知ることになり、その中に『記紀神話』では説明しきれない事柄が記されていることを発見しました。また、この内容は現代人にとって非常に価値の高い物であると思いました。

そこで、この内容を現代語でも理解できる内容にまとめて誰にでも読める形で公開しようと思い付き、ここに現代語訳文および内容の解説、フィールドワークの検証結果などを記していこうと思っています。


当サイトの見方


当サイトの見方は以下の通りです。

・基本的にはブログ形式で運用する(現代語訳文以外は解説やフィールドワークによる検証結果を掲載予定)
・サイト上部のメニューバーに主なコンテンツへのリンクを設置(現代語訳文は それぞれの目次をクリック)
・サイト右側の区画に『ホツマツタヱ』『ミカサフミ』のリンクを配置(番号をクリックすると対応する現代語訳文に移動)
・サイト右側の区画にカテゴリや関連リンクなどを配置(クリックすると対応するコンテンツに移動)
・サイトの右上に「検索フォーム」を配置(ブログ内検索を行うことが出来る)

訳文について


当サイトで扱う「ヲシテ文献(ホツマツタヱ・ミカサフミ)」は、「ヲシテ」および「五七調の長歌体」で記されるという特異な形式の文献であるため、ここに載せる訳文の内容が正しいものであると言い切ることは難しいと思います(「ヲシテ文献」の研究は活発でないため、学術的な定義も確立していないようです)。

また、いわゆる「日本語」は同音異義語が非常に多いことで知られていますが、「ヲシテ」の成立した背景には発音で意味を定義する「大和言葉」があったと思われるため、同じ発音でも複数の意味で取れるというケースが往々にしてあります。これに漢字を当てて書き下してしまえば一定の意味に集約することが可能ですが、その漢字が指す意訳が正しいと言えるかどうかは難しいです。

また、文献の文体が「五七調の長歌体」で書かれている理由は、文中から「ワカ(和歌)」を重要視する世界観であると推察できることから、文献自体に和歌に使用される技法が用いられていると思われます。よって、「掛詞(かけことば)」のように一つの文を複数で捉えられるように記されている傾向が見られるため、少ない文章に多くの情報を集約しているとも考えられます。

当サイトで扱う現代語訳文は「ヲシテ文献(ホツマツタヱ・ミカサフミ)」の内容の理解を目的としているため、漢字を当てて書き下した原文を現代語訳にしていますが、上記のような特性がある文献ですので、内容を細かく研究しようと思えば現代語訳文を参考にするべきではないでしょう。

そうした理由から、現代語訳文は主に"内容を漠然と理解する"ことを目的として読んでいただきたいと思います。

訳文の参考文献

【ほつまつたゑ 解読ガイド】

当サイトで公開する現代語訳文は、こちらのサイトを参考にしています。「ヲシテ文献」について、非常にまとめられているサイトですので、研究をされる方は こちらのサイトを参考にされることをお勧めします。

現代語訳文の目的・留意点(翻訳ルール)


訳文の主な翻訳ルールは以下の通りです(同様の注釈文を各訳文にも掲載しています)。

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります

リンク・引用について


・当サイトはリンクフリーです(連絡は不要です)
・当サイトのコンテンツを引用する場合は、リンクを貼ってくだされば連絡不要です