現代語訳

・鳥より先に異変を知るヤマサ神の占(シマ、区画)は、トリヰ※(鳥居=門)である
 ・これは神(二尊)が御子(ヤマサ)に教えたものであり、この労わりを知らねば神はトリヰヌ(鳥・犬)となろう
・この二尊のホツマ(和の心)を写したものが鳥居と成ったのである

※鳥居は二尊(イサナギ・イサナミ)の和合・調和の心を表したものであり、経矛法を象徴したものとも取れる

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用語解説

・トリヰ:往来する場所、ニワトリの居る場所、二尊の心を表したものを指す(注連縄は障りを祓うものとフトマニにある)

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原文(漢字読み下し)

・鳥(とり)より先(さき)に
・知(し)る神(かみ)の 占(しま)は鳥居(とりゐ)そ
・これ神(かみ)の 御子(みこ)に教(をし)ゑて
・労(いた)わりを 知(し)らねは神(かみ)は
・鳥(とり)・犬(ゐぬ)そ ほつまお並(な)めて
・鳥居(とりゐ)成(な)りける

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります