ホツマツタヱ39文 ホツマ打ち 連歌の文:クサナギノツルギ【4】
現代語訳
・ヱミシ※(蝦夷)の族が攻め上れば、裾野にてヤマトタケの軍勢と出会った
・そこでヱゾ(蝦夷)らが欺いて、このように言った
・「野の鹿がイキキリタツって地を踏みしだいたので、獣道が出来ています
・この道を望んで回り込んで敵を狩りましょう」
・ヤマトタケは「それは良い提案だ」と言って、言われる通りに回り込んだ
・すると、蝦夷は野を焼いたが、ヤマトタケは欺きに気付いており、すぐにキリヒにて向かい火を熾した
・そして、ヒミツノハラヒを催行し、そこで三度宣った
・これにより風向きが変われば、西煙が敵軍を覆い、薙ぎ払った草から引火して敵軍を焼き滅ぼした
・故にこの地をヤケツノと言い、剣の名をクサナギと呼ぶようになった
・この後、ヤマトタケ一行はアシガラヤマへと攻め到った
用語解説
・ヱミシ(ヱゾ):辺境の蛮族を指す(主に東国の勢力を指す)
原文(漢字読み下し)
・ヱミシの族(やから)
・迫(せ)め上(のほ)る 裾野(すその)に出会(あ)ふ
・ヤマトタケ ヱゾら欺(あさむ)き
・野(の)の鹿(しか)か 活(い)き鑽(き)り立(た)ちて
・踏(ふ)みしたく しもと結(ゆ)ひして
・道(みち)お知(し)る 望(のそ)み回(めく)りて
・狩(か)り給(たま)え 君(きみ)は実(け)にとや
・行(ゆ)き回(もと)む
・仇(あた)野(の)お焼(や)きて
・欺(あさむ)けは 知(し)りて鑽火(きりひ)の
・向(むか)ひ火(ひ)に 火水(ひみつ)の祓(はらひ)
・三度(みたひ)宣(の)る 風(こち)吹(ふ)き変(かわ)り
・西(にし)煙(けむり) 仇(あた)に覆(おふ)えは
・草(くさ)お薙(な)く 燃(も)え草(くさ)飛(と)ひて
・仇軍(あたいくさ) 焼(や)き滅(ほろ)ほせは
・焼(やけ)つ野(の)や 剣(つるき)の名(な)おも
・草薙(くさなき)と 足柄山(あしからやま)に
・迫(せ)め到(いた)る
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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