ホツマツタヱ32文 ふしとあわ海 みつの文:三つ子の間引き禁止の詔【2】
現代語訳
・また、このときに詔を発した
・「もし、一孕みで三つ子を生むものは御門に告げよ
・下民にも賜物を与えよう
・この故は、天の御孫(ニニキネ)の后のコノハナサクヤヒメが三つ子を生んだことに因む(後聞かず)
・私は今、三つ子を生むに付き、仄かに聞けば、三つ子を"間引く"と名付けて殺すという
・今より間引けば罪人とする
・『我が子も人も陽陰の種、鹿・犬の千よりも人一人』
・これはタケミナカタの宣である」
・御言が定まると、国司が民に告げるために皆帰った
用語解説
・タケミナカタ:オホナムチの子で、出雲から逃げた後は諏訪のクニカミとなった(と思われる)
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原文(漢字読み下し)
・御言宣(みことのり) もし一孕(ひはら)三子(みこ)
・生(う)む者(もの)は 御門(みかと)に告(つ)けよ
・下民(したたみ)も 賜物(たまもの)あるそ
・その故(ゆえ)は 天(あめ)の御孫(みまこ)の
・サクヤ姫(ひめ) 三(み)つ子(こ)生(う)むより
・後聞(き)かす
・我(われ)今(いま)三(み)つ子(こ)
・生(う)むに付(つ)き 仄(ほの)かに聞(き)けは
・三(み)つ子(こ)おは 間引(まひ)くと名付(なつ)け
・殺(ころ)すとや 今(いま)よりあらは
・罪人(つみひと)そ 我(わ)か子(こ)も人(ひと)は
・陽陰(あめ)の種(たね) 鹿(しか)・犬(いぬ)千(ち)より
・人一人(ひとひとり) タケミナカタの
・宣(のり)なりと 御言(みこと)定(さた)まる
・国(くに)司(つかさ) 民(たみ)に告(ふ)れんと
・諸(もろ)帰(かえ)る
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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