ホツマツタヱ17文 神鏡ヤタの名の文:室屋と神社の由来【2】
現代語訳
・(アマテルは続けた)
・「私が聞くには、往古の尊(クニノトコタチ)の屋は"ム"のタミメ※(璽)から建ったという
・これを民に教えて屋根の付いたの室屋が成った
・また、"ヤ"のタミメからヤシロ(神社)が出来たという、これは後に宮殿となった
・また、ミヒカリ(三光)がマル(円)の内に入る"タ"のオシテは、天と父(陽)を表すものである
・また、上下を返す"ラ"のオシテは地と母(陰)を表すものである
・親が子を孕めば乳が要るように、父母は子の養育者である
・"タ"のヲシテは乳無き養育者を指すと言えるだろう(父のこと)
・これらを世に照らし合わせれば、助けを乞う民は公方(上位者)の子に同じである
・よって民を我が子の如く、養い育むことは公方(上位者)の義務であると言えるだろう」
用語解説
・タミメ:この場合、外見・容姿などの意味合いを指す
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原文(漢字読み下し)
・我(われ)聞(き)く往(い)にし
・尊(かみ)の屋(や)は ムのタミメより
・ムロ屋(や)建(た)つ 民(たみ)に教(をし)ゑて
・屋根(やね)を成(な)す またヤのタミメ
・社(やしろ)成(な)る いま宮(みや)・殿(との)に
・民(たみ)お治(た)す 養(や)つは敬方(やかた)そ
・タのオシテ 三光(みひかり)円(まる)の
・内(うち)に入(ゐ)る 足(た)り助(たす)く法(のり)
・天(あめ)と父(ちち) 上下(うえした)反(かえ)す
・ラのオシテ 地(つち)と母法(ははのり)
・親(をや)か子(こ)お 孕(はら)めは乳(ち)足(た)る
・父(ちち)・母(はは)は 実(け)に足乳根(たらちね)よ
・タもヲシも 乳(ち)無(な)きの親(たら)よ
・鑑(かんか)みて 助(たす)くる民(たみ)は
・子(こ)の如(こと)く ヤタは公(ををやけ)
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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