ホツマツタヱ5文 ワカの枕詞の文:枕詞とは【10】
現代語訳
・(以上の故事より、アチヒコが枕詞のいわれをまとめた)
・「その葦原はマトノオシヱ(和の教え)に始まって、成熟すればアワクニ(和国)は照るヤマト(大和)となる
・ヒキテアカルシ※にあるように、アワ歌の導きによって民に音声の道が開け、中国は調和されて和国となるのである
・マトミチ(和道)の通らない葦引き(下準備)という枕詞は、歌の種(歌が調うまでの準備を指す)
・(つまり、このような例が挙げられる)
・『あしひき』は"やま"(ヨモツとヤマトから来る枕詞)
・『ほのぼの』は"あけ"
・『ぬばたま』は"よる"の種
・『しまつとり』は"う(鵜)"
・『おきつとり』は"かも"と"ふね"である
・これらは"ぬばたまの夜の歌枕"、"覚めて明るい前言葉"という
・心を明かすのは歌の道であり、ミソギの道は身(形)を明るくするヤマトノミチ(和の道)である
・このように非常に大いなる意味があるのだ」
用語解説
・ヒキテアカルシ:「葦"引き"」と「アワ歌のみち"びき"」、「葦原の"開化"」と「音声の道が"開け"」を掛けている
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原文(漢字読み下し)
・和(まと)の教(をし)ゑに
・かかんして のん和国(あわくに)は
・てん大和(やまと)
・引(ひ)きて開(あか)るき
・葦原(あしはら)の 歌(うた)も悟(さと)れよ
・和道(まとみち)の 通(とほ)らぬ前(まえ)の
・葦引(あしひ)きの 枕言葉(まくらことは)は
・歌(うた)の種(たね)
・あしひきは やま
・ほのぼのは あけぬばたまは
・よるの種(たね) しまつとりのう
・おきつとり かもとふねなり
・この味(あち)を ぬばたまの夜(よ)の
・歌枕(うたまくら) 覚(さ)めて明(あか)るき
・前言葉(まえことは)
・心(こころ)お明(あ)かす
・歌(うた)の道(みち) ミソギの道(みち)は
・身(み)お明(あ)かす
・和(やまと)の道(みち)の
・大(おお)いなるかな
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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