ホツマツタヱ31文 直り神 三輪神の文:タケヒトによる国々の賛美【6】
現代語訳
・年サミト(上鈴88年)4月初日、君はワキカミのホホマノオカに御幸して このように歌った
・『アナニエヤ、得るのはウツフユマサキクニ(ああ素晴らしい、私は優れ至る国を得たのだ)
・形はアキツ(蜻蛉)が連なっているように見える、これはアキツシマである
・アマカミ(中央の君)は、ヤマトウラヤス(本州の中心であるヤス国)である
・コヱクニ(越根国)は、ヤマトヒタカミ(本州のヒタカミ国)である
・ソコチタル(中国地方)は、シワカミホツマ(地上の大調和)である
・オホナムチ※は、タマガキウチツ(尊い囲みの内側)である(津軽を中心とする東北はオオナムチの指揮下にある)
・ニギハヤヒ※は、ソラミツヤマト(空を駆け回って至るナカクニ)である』
用語解説
・オホナムチ:ソサノヲの子で、出雲から津軽に国替えされた。『記紀』でいうオオナムチに当たるが、微妙に異なる
・ニキハヤヒ:ホノアカリの長男で、ニニキネの孫。『記紀』『旧事紀』の饒速日に当たる
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原文(漢字読み下し)
・年(とし)サミト 四月初日(うつきはつひ)に
・掖上(わかきみ)の 頬間(ほほま)の丘(おか)に
・御幸(みゆき)して 周(めく)り望(のそ)めは
・あなにえや 得(ゑ)つは鬱(う)つ熟(ゆ)ふ
・真幸国(まさきくに) 形蜻蛉(かたちあきつ)の
・因(とな)めせる これ蜻蛉洲(あきつしま)
・和尊(あまかみ)は ヤマト心安(うらやす)
・越(こし)根国(くに) ヤマトヒタカミ
・ソコチタル 地上(しわかみ)ホツマ
・オオナムチ 玉垣内方(たまかきうちつ)
・ニギハヤヒ 空(そら)みつ大和(やまと)
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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