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2016年6月8日水曜日

『ホツマツタヱ』に見る 貴船神社 [京都府]

ホツマツタヱ・ミカサフミ現代語訳:貴船神社 [京都府]

貴船神社(きふねじんじゃ)とは京都市左京区の貴船山にある神社です。

全国の貴船神社の総本社であり、祭神に雨や水を司る高龗神(タカオカミ)を祀っています。

なお、元々は本宮の上流に位置する奥宮が本社であったと云われているそうです。

概要

由緒

社伝によれば、「国家安穏・万民守護のために太古の"丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻"に、天上より貴船山中腹の鏡岩に天降った」または「第18代反正天皇の御代に玉依姫命(タマヨリヒメ)が黄船に乗って浪速から淀川、鴨川、貴船川を遡って当地に上陸し、此処に祠を造営して水神を祀ったことに始まる」とされている。

中宮については、瓊々杵命(ニニギ)が大山祇命(オオヤマツミ)に娘の木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)を妻に乞うた際、大山祇命(オオヤマツミ)は姉の磐長姫命(イワナガヒメ)も共に奉ったものの、瓊々杵命(ニニギ)は妹の木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)だけを望んだため、磐長姫命(イワナガヒメ)は大変恥じて「吾は此処に留まって人々に良縁を授けよう」と言って鎮座したと伝えられている。

祭神

【各社の主祭神】

[本宮]

・高龗神(タカオカミ):水や雨を司る龍神とされる
 → 社記では奥宮で祀られる「闇龗神」と呼び名は違えど、同じ神であるとされるという
 → 『釈日本紀』には「龗」という漢字は「龍蛇の類をいう」と記されるという

[中宮

・磐長姫命(イワナガヒメ):コノハナサクヤヒメの姉に当たる神

[奥宮

・闇龗神(クラオカミ):水や雨を司る龍神とされる
 → 船霊神(フナダマ)としての信仰も篤いとされる

境内社

【各社の境内社】

[本宮

・白髭社:猿田彦命(サルタヒコ)を祀る
・牛一社:木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)を祀る(古伝では牛鬼)
・川尾社:罔象女命(ミヅハノメ)を祀る
・鈴鹿社:大比古命(オオヒコ)を祀る(古伝では皇大神宮であったとされる)
・祖霊社:社人・氏子・崇敬者の御霊を祀る

[中宮

・私市社:大國主命(オオクニヌシ)を祀る(貴船明神の荒御魂を祀るとも)
・林田社:少名彦命(スクナヒコナ)を祀る

[奥宮

・吸葛社:味耜高彦根命(アジスキタカヒコネ)を祀る(古伝では百太夫)
・日吉社:大物主(オオモノヌシ)を祀る(古伝では大山咋神)
・鈴市社:姫踏鞴五十鈴姫命(ヒメタタライスズヒメ)を祀る

関連リンク

貴船神社(公式サイト)
貴船神社(ウィキペディア)
貴船神社・本宮(人文研究見聞録)
貴船神社・結社(人文研究見聞録)
貴船神社・奥宮(人文研究見聞録)
ミヅハメノヤシロ(ほつまつたゑ 解読ガイド)
キブネジンジャ(ほつまつたゑ 解読ガイド)

ヲシテ文献の記述

ヲシテ文献による説明

・ワケツチ山 (神山) の北に位置するミツハメの社とされ、ニニキネの御代には存在していた
・ミヅハ宮、ミヅ社とも呼ばれる
・ヒコホオテミに出産姿を見られたトヨタマヒメが恥じて、此処に籠った
・ニニキネは此処に御幸して、トヨタマヒメの説得に当たっている
・トヨタマヒメが罷るとミツハメの社に葬られ、アヰソロノカミとして祀られた
・アヰソロノカミは「田水を守り船を生む」とされ、「キフネの神はフナタマ(船霊)であろう」と記される

ヲシテ文献の対応箇所

ホツマツタヱ26文 産が屋 葵桂の文
ホツマツタヱ27文 御祖神 船霊の文:ホオテミとトヨタマヒメの埋葬【7】

備考

他文献・民話・口伝などによる情報と考察

・貴船神社では創建とみられる社伝はあるものの、明確な創祀は不詳としている
 → 公式サイトによれば、高龗神の「高」は「健、猛」と同義とされ、ホツマの記述に通じる部分がある
 → ホツマによれば、元はミツハメを祀る社であり、後にトヨタマヒメ(フナタマ)を祀るキフネ社となったという
・オカミの漢字は「雨+口口口+龍」だが、ニニキネは「ミソロノタツ」を以ってトヨタマヒメを説得したとされる
 → トヨタマヒメは死後にアヰソロノカミ(天・地・人のミイキを悟って満ち至った人)という贈名を与えられている
 → 上記の事から、本来の貴船神社の祭神は、ミツハメ・トヨタマヒメ・フナタマであるとも考えられる
・神紋の一つに「二葉葵」が用いられており、これは上賀茂神社の摂社だったことに因むとされる
 → ホツマにおいてもトヨタマヒメとニニキネ(ワケツチカミ)との関係は深く、ミツハメ社の逸話にも登場する

料金: 無料
住所: 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180(マップ
営業: 6:00~18:00(夏季は20:00)
交通: 貴船口駅(徒歩26分)

公式サイト: http://kifunejinja.jp/index.html

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