ホツマツタヱ29文 タケヒト ヤマト打ちの文:ナガスネヒコについて【2】
現代語訳
・カグヤマ央君(ニギハヤヒ※)の臣のナガスネ※が儘に奮えば市が騒いだ
・これに対し、ハラノヲキミ(ホノアカリ※)が糧船を止めれば、ナガスネも船を止めた(山崎関の封鎖)
・このナガスネは振る舞いに、オオモノヌシ(クシミカタマ※)が討とうとした
・タガノヲキミ(ヰツセ)は驚いて多賀から筑紫に下り、タケヒトらと共に治めた
・この時、タケヒトはアヒラヒメを娶ってタギシミミ※を生んだ
用語解説
・ニギハヤヒ:ホノアカリの長男で、ニニキネの孫。『記紀』『旧事紀』の饒速日に当たる
・ナガスネ:フトタマの孫で、ミカシヤヒメの兄に当たる。『記紀』『旧事紀』でいうナガスネヒコに当たる
・ホノアカリ:ニニキネとアシツヒメの長男で、ニギハヤヒの父。『古事記』のホデリ、『日本書紀』のホノアカリに当たる
・クシミカタマ:ツミハとタマクシヒメの子。オホナムチを助けた神霊であるクシヰワザタマの顕現とも
・タギシミミ:タケヒトとアヒラツヒメの子。『記紀』でいうタギシミミに当たる
原文(漢字読み下し)
・カグヤマの臣(とみ)
・ナガスネか 儘(まま)に奮(ふる)えは
・騒(さは)かしく ハラの央君(をきみ)は
・糧(かて)止(とと)む 故(かれ)にナガスネ
・船(ふね)止(とと)む オオモノヌシか
・討(う)たんとす
・多賀(たか)の央君(をきみ)は
・驚(おとろ)きて 筑紫(つくし)に下(くた)り
・共(とも)に治(た)す モノヌシ一人(ひとり)
・民(たみ)治(をさ)む 時(とき)にタケヒト
・アヒラ姫(ひめ) 娶(めと)り生(う)む御子(みこ)
・タギシミミ
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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