ホツマツタヱ29文 タケヒト ヤマト打ちの文:イワレヒコについて【1】
現代語訳
【タケヒト ヤマト打ちの文(たけひとやまとうちのあや)】
・カンヤマトイワレヒコの皇(タケヒト※)は、御祖天君(ウガヤ※)の四人の御子の一人である
・母はタマヨリヒメ※であり、兄宮のヰツセ※はタガノヲキミである
・御祖天君(ウガヤ)は筑紫を治めた
・10年治めて果てる時、天君の璽(白矢のヲシテ)をタケヒトに授けてアヒラノカミとなった
・君(タケヒト)は宮崎に居て、アメタネコ※等と共に政を執ったため、静かに治まった
用語解説
・タケヒト:ウガヤとタマヨリヒメの第二子で、後に東征を果たす。『記紀』でいう神武天皇に当たる
・ウガヤ:ヒコホホデミとトヨタマヒメの子で、カンヤマトイハワレヒコの父。『記紀』でいうウガヤフキアエズに当たる
・ヰツセ:ウガヤとヤセ姫の子で、タケヒト(神武)の異母兄。『記紀』でいうイツセに当たる
・タマヨリヒメ:カモタケズミとイソヨリ姫の娘で、後にミケイリを生む。『山城国風土記』のタマヨリヒメに当たる
・アメタネコ:コヤネの孫、オシクモの子。神武天皇よりナオリナカトミカミを賜り、中臣氏の祖となる
原文(漢字読み下し)
【タケヒト ヤマト打(う)ちの文(あや)】
・カンヤマト イハワレヒコの
・皇(すへらき)は 御祖天君(みをやあまきみ)
・四(よ)つの御子(みこ) 母(はは)はタマヨリ
・兄宮(あにみや)の ヰツセは多賀(たか)の
・央君(きみ)(をきみ)なり
・御祖天君(みをやあまきみ)
・筑紫(つくし)治(た)す 十年(そとせ)治(をさ)めて
・ひたる時(とき) 天君(あまきみ)の璽(しるし)お
・タケヒトに 授(さつ)けアヒラの
・神(かみ)となる 君(きみ)宮崎(みやさき)に
・タネコらと 政(まつり)執(と)る故(ゆえ)
・静(しつ)かなり
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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