現代語訳

・翌春の1月11日、タケヒトは詔を発した
 ・「思えば忠を尽くしたウマシマチは、代々モノノベを継ぐがよい
 ・ミチヲミには、望みのままにツキサカとクメノトコロを与えよう
 ・シイネツヒコは殊船と埴の功を讃えて、ヤマトクニツコ(大和国造)となるがよい
 ・弟ウカシは、タケタ県主となれ
 ・クロハヤ(弟シギ)は、磯城の県主となれ
 ・アメヒワケは、伊勢の国造となれ
 ・アタネ守は、賀茂の県主となれ
 ・カツテの孫のツルギネは葛城国造となれ
 ・そして、ヤタカラスの子孫はカトノヌシとなれ」

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用語解説



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原文(漢字読み下し)

・次春十一日(つきはるそひか)
・御言宣(みことのり) 思(おも)えは忠(まめ)は
・ウマシマチ 代々(よよ)モノベ継(つ)け
・ミチヲミは 望(のそ)みのままに
・築坂(つきさか)と クメの所(ところ)お
・賜(たま)ふなり ウツヒコか殊(こと)
・船(ふね)と埴(はに) 大和(やまと)国造(くにつこ)
・弟(おと)ウケシ 猛田(たけた)県司(あかたし)
・クロハヤは 磯城(しき)の県司(あかたし)
・アメヒワケ 伊勢(いせ)の国造(くにつこ)
・アタネ守(かみ) 賀茂(かも)の県司(あかたし)
・カツテ孫(まこ) ツルギネ葛城(かつき)
・国造(くにつこ)そ ヤタカラス孫(まこ)
・葛野主(かとのぬし)

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります