ミカサフミ序文 クニナツが展ぶ:カグミハタ・ミカサフミ・ホツマツタヱ編纂の契機【1】
現代語訳
【クニナツが展ぶ(くになつかのふ)】
・上の代のトホコノミチ(法と警察力)もやや倒れれば、ヤマトタケ※が枯れを治めた
・その後、ヤマトタケが神に還ったときの遺文により、君(景行天皇※)は"ミハタ(カグミハタ※)"を染めた(編纂した)
・そして、臣(オオカシマ※)も"ミカサの文(ミカサフミ※)"を染めた(編纂した)
・また、オオタタネコ※も"ホツマ文(ホツマツタヱ※)"を染めた(編纂した)
・君に この文を捧げれば「ミクサノリ(三種法)に適う宝である」との詔を賜った
用語解説
・ヤマトタケ:西征の際に熊襲から与えられたオウスの称名。『記紀』のヤマトタケルに当たる
・景行天皇(ヤマトヲシロワケ):垂仁天皇とヒハスヒメの二男で12代天皇。『記紀』のオオタラシヒコオシロワケに当たる
・カグミハタ:ヤマトタケの遺言によって景行天皇が自ら著した文(ホツマツタエ、ミカサフミと合せて三部作となる)
・オオタタネコ:オミケヌシの孫。オオミワ神の斎主。『ホツマツタヱ』の編者
・ミカサフミ:オオカシマが著した陽陰・天地の和合の文
・オオカシマ:アメノコヤネの後裔で伊勢神宮の斎主を勤める。ミカサフミの編者
・ホツマツタヱ:オオタタネコが著した和合・調和を伝える文(主に皇国の歴史が記される)
原文(漢字読み下し)
【クニナツか展(の)ふ】
・上(かみ)か代(よ)の 経矛(とほこ)の道(みち)も
・やや倒(さか)ふ 枯(か)れお治(をさ)むる
・ヤマトタケ 神(かみ)に還(かえ)さの
・遺(のこ)し文(ふみ) 君(きみ)は御機(みはた)お
・染(そ)めませは 臣(とみ)もミカサの
・文(ふみ)お染(そ)む オオタタネコも
・ホツマ文(ふみ) 染(そ)め捧(ささ)くれは
・三種法(みくさのり) 具(そな)ふ宝(たから)と
・御言宣(みことのり)
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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