ホツマツタヱ18文 オノコロと呪ふの文:天地創造【2】
現代語訳
・(アマテルは続けた)
・「昔、天地の泡・泥が分かれていない頃、アメミヲヤ※は<ア>手を結んで息を吹くと、泡・泥が混ざり回り始めた
・そして、<ウヰ>と<ウヌ>、<アウヌ>を結んで天を創った(非物質)
・次に<ウヌア>を交えて<ウハ>を結び、<ウヒ>を地球とした(物質)
・<カ(明・上)>手を結び、ムネホ(陽の核心)を選んで日として丸め、赤宮(太陽の位置)と定めた
・<シ(白・下)>手を結び、ミナモト(陰の核心)を選んで月として丸め、白宮(月の位置)と定めた
・<ウン(熟・美)>手を結び、ウツロヰ(空)を馬とした
・<イニ(往ぬ)>手を結び、シナト(風)をクツワ(もしくはタヅナ)とし、光(火)を鞭とした
・そして、<オ(収・治)>手を結び、クニタマ(地球)を乗り巡った、この際の音は"ホオコホ(ゴロゴロ)"である」
※"手を結び"とは"タミメ"を結ぶことを指しているものと思われる
用語解説
・アメミヲヤ:大宇宙の根源の意識であり、いわゆる創造主を指す
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原文(漢字読み下し)
・昔(むかし)
・天地(あめつち)の 泡(あほ)・泥(うひ)いまた
・アメミヲヤ ア手(て)お結(むす)ひて
・吹(ふ)く空洞(うつほ) 際(きわ)なく回(めく)り
・ウヰとウヌ アウヌ結(むす)ひて
・天(あま)創(つく)り
・ウヌア交(ま)しりて
・ウハ結(むす)ひ ウヒを地球(くにたま)
・カ手(て)結(むす)ひ 宗央(むねほ)選(ゑ)みて
・日(ひ)と丸(まる)め 赤宮(あかみや)に据(す)ゑ
・シ手(て)結(むす)ひ 鄙元(みなもと)選(ゑら)み
・月輪(つきのわ)と 白宮(しらみや)に据(す)ゑ
・ウンの手(て)の ウツロヰを馬(むま)
・イニの手(て)の シナトは轡(くつは)
・光(ひかり)鞭(むち) オ手(て)に地球(くにたま)
・和(の)り恵(めく)る 音(おと)はホオコホ
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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