ホツマツタヱ18文 オノコロと呪ふの文:地上の始まり【3】
現代語訳
・(アマテルは続けた)
・「すると、ウビコ(泥塊)が煮え、煮上がると山となった
・<ノ(退)>手を結び、野風によって土地が乾くと、蹄の後は野と道となった
・<シ(月)>の霊によって山に滴りが流れると、海が出来た
・<カ(日)>の神霊はコワ(乾いた土地)に喜んだ
・<ウハ>手を結び、地天(陰陽)を分けた
・<アイウエオ>空・風・火(陽性の要素)と水・埴(陰性の要素)が交わるとミナカヌシ※(最初の人間)が生まれた
・ミナカヌシはヤオモ(八面)に子を生んだ
・人は星、この星は種を成す御祖神となった(ミナカヌシは地上の始祖神≒ミヲヤ神というニュアンス)」
※"手を結び"とは"タミメ"を結ぶことを指しているものと思われる
用語解説
・ミナカヌシ:史上初の人(元祖クニトコタチ)であり、アメミヲヤ(根源神)の顕現とされる(アメノミナカヌシ)
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原文(漢字読み下し)
・泥塊(うひこ)煮(に)ゑ 煮(に)上(あ)かる山(やま)そ
・ノ手(て)結(むす)ひ 野風(のかせ)に乾(かわ)く
・堅埴(くこはに)に 蹄(ひつめ)の跡(あと)は
・野良(のら)と道(みち)
・シの霊(たま)山(やま)に
・滴(したた)りか 流(なか)れ海(うみ)成(な)る
・カの神霊(みたま) 堅地(こわ)に喜(よろこ)ひ
・ウハの手(て)お 地(わ)と天(あ)に分(わ)けて
・ア・イ・ウ・エ・オ 空(うつほ)・風(かせ)・火(ほ)と
・水(み)・埴(はに)の 交(まし)わり成(な)れる
・ミナカヌシ 八面(やおも)に生(う)める
・人(ひと)は星(ほし) 星(ほし)は種(たね)成(な)す
・御祖神(みをやかみ)
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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