ホツマツタヱ29文 タケヒト ヤマト打ちの文:残党の粛清【14】
現代語訳
・この後、磐余の籠屋にて逆らうものに対する方策を練った
・年を越えて(上鈴56年)、コセノホフリやソフトベ、ヰノホフリらや、ツチグモ※など網張る者を皆殺した
・タカオハリベ※は背が低く、アシナカクモ(手足が長く)のオオチカラ(強力)なイワキ(穢気)を放って寄せ付けなかった
・そのため、多賀宮を守るオオモノヌシのクシミカタマに、タカオハリベ打倒の詔をした
・クシミカタマは考えを巡らして、クスアミを結い被らせてタカオハリベを討った
用語解説
・ツチグモ:非正規に地を縄張りにする者を指すと推測される
・タカオハリベ:葛城を治める者で、背が低く、手足が長く、大力を持ち、穢気を放って手強いとされる
原文(漢字読み下し)
・磐余(いはわれ)の 籠屋(こや)に方(へ)お練(ね)り
・年越(としこ)えて 巨勢(こせ)のホフリや
・層富(そふ)トベと 吉野(ゐの)ホフリ等(ら)も
・土蜘蛛(つちくも)の 網(あみ)張(は)る者(もの)お
・みな殺(ころ)す
・高尾張侍(たかおはり)か
・背(せひ)低(ひ)くて 足長蜘蛛(あしなかくも)の
・大力(おおちから) 穢気(いわき)お放(ふ)りて
・寄(よ)せ付(つ)けす 多賀(たか)の宮守(まも)る
・ウモノヌシ クシミカタマに
・御言宣(みことのり) モノヌシ考(かか)え
・葛網(くすあみ)お 結(ゆ)ひ被(かふ)らせて
・やや殺(ころ)す
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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