ミカサフミ9文 年内になす事の文:カのヲシテの形【7】
現代語訳
・(二人は続けた)
・「形がアカルキ(分る器)なのが"カ"の元神である
・また、"ミ"の元神は東南に住み、それが招く大陰は強く陽気は退く
・故に初時雨が降る頃には次第に陰は地に充ちて、その中頃には陽の神が尽きて神無月となる(陽0+陰4)
・11月には霜も霜柱となり、木枯らしが吹けば、木葉・実は落ちて柊や初草が芽張る
・形が風持つのが"ミ"の元神、かく陰陽を守る その中に"ト"は南を向いて人草の寿命を伸ばす
・これ故に"ト"は宣歌(トホカミヱタヒメ)の初めである
・これを常に成すことで陽陰を知るのである」
用語解説
原文(漢字読み下し)
・形(かたち)分(あか)る器(き)
・カ元神(もとかみ)
・ミは東南(きさ)に住(す)む
・その陰奮(めふ)り 陽神(をかみ)退(しりそ)く
・初時雨(はつしくれ) 弥々(やや)陰(め)も充(み)ちて
・中頃(なかころ)は 陽(を)の神(かみ)尽(つ)きて
・神無月(かんなつき)
・十一月(ねのつき)露(つゆ)も
・霜柱(しもはしら) 木枯(こから)し吹(ふ)けは
・木葉(きは)・実(み)落(お)ち 柊(ひらき)初草(はつくさ)
・芽(め)張(は)るなり
・形(かたち)風(かせ)持(も)つ
・ミ元神(もとかみ)
・かく陰陽(めを)お守(も)る
・その中(なか)に トは南(みなみ)向(む)く
・人草(ひとくさ)の 寿(ことほき)伸(の)ふる
・この故(ゆゑ)に トは宣歌(のとうた)の
・初(はし)めそと 常(つね)なす事(こと)に
・陽陰(あめ)お知(し)るなり
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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