ホツマツタヱ31文 直り神 三輪神の文:タカクラシタが大連となる【1】
現代語訳
【直り神 三輪神の文(なおりかみみわかみのあや)】
・橿原の(神武)8年ヲヤヱ秋(上鈴65年)のこと
・スヘシカト(統使人)のタカクラシタ※が帰って来て報告した
・「臣(タカクラシタ)は昔、御言を承ってトクニ(遠国)から筑紫32県も山陰も巡り治めました
・また、コシウシロ(越後)のヤヒコヤマの辺りにはツチグモが集まりました
・これ故に、矛を用いて5度戦って皆殺しにし、四国24県も治めました」
・タカクラシタは報告と共にクニスヘヱ※(国統絵)を捧げた
・すると、君はタカクラシタに紀州の国造としてオオムラジ※(大連)の役を与えた
用語解説
・タカクラシタ:タクリの子で、ヤヒコカミ。『記紀』のタカクラジに当たるが、『旧事紀』ではタクリと同一視される
・クニスヘヱ:国々の鎮定の情勢を描いた図のことと推定される
・オオムラジ:皇の副官で、ホツマ中ではタカクラシタが唯一のオオムラジとなる
原文(漢字読み下し)
【直(なお)り神(かみ) 三輪神(みわかみ)の文(あや)】
・橿原(かしはら)の 八年(やほ)ヲヤヱ秋(あき)
・統使人(すへしかと) タカクラシタか
・やや帰(かえ)り 告(つ)け申(もふ)さくは
・臣(とみ)昔(むかし) 御言(みこと)お承(う)けて
・遠国(くに)より 筑紫(つくし)三十二(みそふ)も
・山陰(やまかけ)も 巡(めく)り治(をさ)めて
・越後(こしうしろ) ヤヒコ山辺(やまへ)に
・土蜘蛛(つちくも)か 塞(ふた)わる故(ゆゑ)に
・矛(ほこ)用(もち)ひ 五度(ゐたひ)戦(たたか)ひ
・穢(みな)殺(ころ)し 二十四(ふそよ)治(をさ)むと
・国統絵(くにすへゑ) 捧(ささ)くれは君(きみ)
・タカクラお 紀(き)の国造(くにつこ)の
・大連(おおむらし)
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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