ホツマツタヱ38文 ヒシロの代 クマソ打つ文:ヲシロワケの御子と子孫【6】
現代語訳
・美濃内侍(ヤサカイリヒメ)がスケ后となった後に生んだ子はヰモキヒコといい、斎名をスズキネという
・次に、オシワケ、ワカヤマトネ、オオズワケ
・次に、ヌノシヒメ、ヌナキヒメ、カノコヨリヒメ、ヰモキヒメ、ヰソサキヒコ、キビヱヒコ
・次に、タカギヒメ、オトヒメである
・また、イワツクの子のミツハイラツメが三尾のスケ后となって生む子はヰモノヒメクスコであり、ウチヲキミ(内親王)となった
・また、ヰソキネの娘のヰカワヒメがスケ后となって生む子は、カンクシとイナセヒコである
・また、アベコゴトの娘のタカタヒメが内侍となって生む子は、タケコワケである
・また、ソヲタケの娘のタケヒメは16ヵ月孕んで双子を生んだ子は、クニコリワケとクニヂワケである
・次にミヤヂワケ、トヨトワケを生んだ
・また、日向に御幸した時にカミナガの娘のヲタネヒメが乙下侍となって生んだ子は、ヒウガソツヒコである
・また、ソヲタケの娘のミハカセヒメが生む子はトヨクニワケといい、斎名をソヲヒトという
・この御子はヒウガキミとなった
・皇の御子は、男は55人、女は26人、総て合せれば81人である
・なお、ヲヲウス※およびヤマトタケ※、ヰモキイリヒコ、ヰモノヒメ、ワカタラシヒコ、トヨクワケの6人はヲミコ(親王)の名を帯びる
・余りの75子は、国・県を分け治め、その末裔は多い
用語解説
・ヲヲウス:景行天皇とイナヒヲイラツメの長男。『記紀』のオオウスに当たる
・ヤマトタケ:西征の際に熊襲から与えられたオウスの称名。『記紀』のヤマトタケルに当たる
原文(漢字読み下し)
・美濃(みの)内侍(うちめ) なるスケ生(う)む子(こ)
・ヰモキヒコ 斎名(いむな)スズキネ
・オシワケと ワカヤマトネと
・オオズワケ 次(つき)ヌノシ姫(ひめ)
・ヌナキ姫(ひめ) カノコヨリ姫(ひめ)
・ヰモキ姫(ひめ) ヰソサキヒコに
・キビヱヒコ 次(つき)タカギ姫(ひめ)
・オト姫(ひめ)そ
・またイワツクの
・子(こ)のミツハ イラツ姫(ひめ)三尾(みお)の
・スケ生(う)む子(こ) ヰモノ姫(ひめ)クスコ
・内親王(うちをきみ)
・また争(いそ)の守(かみ)
・ヰソキネの ヰカワスケ生(う)む
・カンクシと ヰナセヒコまた
・アベコゴト タカタ内生(う)む
・タケコワケ
・また曽於(そを)タケか
・タケ姫(ひめ)は 十六月(そむつき)孕(はら)み
・双子(ふたこ)生(う)む クニコリワケと
・クニヂワケ 次(つき)ミヤヂワケ
・トヨトワケ
・日向(ひうか)御幸(みゆき)に
・カミナガか ヲタネ乙下侍(おしもめ)
・生(う)む子(こ)の名(な) ヒウガソツヒコ
・また曽於(そを)の ミハカセ生(う)む子(こ)
・トヨクニの 斎名(いむな)ソヲヒト
・日向(ひうか)君(きみ)
・皇(すへらき)の御子(みこ)
・男(を)は五十五(ゐそゐ) 女(め)は二十六(ふそむ)総(す)へ
・八十一()なり ヲヲウスおよひ
・ヤマトタケ ヰモキイリヒコ
・ヰモノ姫(ひめ) ワカタラシヒコ
・トヨクワケ 六人(むたり)親王(をきみ)の
・名(な)お帯(お)ふる 余(あま)り七十五子(なそゐこ)
・国(くに)・県(あかた) 分(わ)け治(をさ)むその
・末多(すえおお)し
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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