ホツマツタヱ38文 ヒシロの代 クマソ打つ文:代嗣御子の誕生【5】
現代語訳
・(景行)4年(上鈴791年)
・11月15日、ヤサカイリヒメが日の出と共に生んだ子がワカタリヒコ※である
・また、ヤサカタカヨリはアヒノマヱミヤを詣でたとき、ヰココロに 館で生まれたウチマロの孫の斎名を請われた
・そこでヤサカタカヨリは斎名をタカヨシとし、名をウチと名付けた、これがタケウチマロ※である
・(御子誕生の)雉が飛べば、ヤサカタカヨリが都に上り、ウチマロも内宮へ行って言祝をした
・君は喜んで、御子の斎名を請えば、ウチマロが"ウチヒト"という斎名を捧げた
・このウチヒト(ワカタリヒコ)は代嗣御子である
用語解説
・ウチヒト(ワカタリヒコ):景行天皇とヤサカイリヒメの御子で13代成務天皇となる。『記紀』のワカタラシヒコに当たる
・タケウチ:ウマシウチの子で、孝元天皇の曾孫。『記紀』でいうタケウチノスクネに当たる
原文(漢字読み下し)
・五年十一月(ゐほねしも) 十五日(そゐか)日(ひ)の出(て)に
・生(う)む子(こ)の名(な) ワカタリヒコそ
・タカヨリは 日(ひ)の前(まえ)詣(もふ)て
・ウチマロか 館(たち)て孫(まこ)生(う)む
・ヰココロか 斎名(いむな)お請(こ)えは
・タカヨリか 斎名(いむな)タカヨシ
・名(な)はウチと タケウチマロそ
・雉(きし)飛(と)へは タカヨリ上(のほ)る
・ウチマロも 内宮(うちみや)に行(ゆ)き
・言祝(ことほき)す 君(きみ)喜(よろこ)ひて
・斎名(いむな)請(こ)ふ ウチマロ捧(ささ)く
・ウチヒトは 代嗣御子(よつきみこ)なり
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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