ミカサフミ 神代和字:音声道について【2】
現代語訳
・これ故に二尊を思うネコエミチ※は成る
・オノコロシマのナカハシラを回る男尊が、唇を開けば"ア"の音より延べ続く
・故に御歌を編めば『あなにゑや』となるのであり、継いで付け足されれば口を塞ぎ、吹く息は蒸れて燻す"ウン"となる
・また、"ウン"から始まる継ぎ句は『うまし乙女に』、"おとめ"にと七音に当たるクニイツネとなる
・なお、留めの三音は『会いぬ』となる
・ここに女尊のヤワシウタは情けを合せて『わなにやし うまし男に あひき』とは、一歩譲って調和するミヤビである
・『吾往ぬ』と『吾退き』は顕著に違い、『あひき』『あいけり』でも良いということにはならない
用語解説
・ネコエミチ:"陽と陰"・"骨と肉"の道、母音と子音の法、言語の体系などの意味合いを持つ
原文(漢字読み下し)
・この故(ゆえ)に 二尊(ふたかみ)思(おほ)す
・音声道(ねこえみち) オノコロ州(しま)の
・中柱(なかはしら) 回(めく)る男尊(をかみ)の
・唇(くちひる)お 開(ひら)くあ音(ね)より
・延(の)へ続(つつ)く 御歌(みうた)お編(あ)みて
・あな熟(に)ゑや 継(つ)ゐて付足(ふた)つは
・口(くち)塞(ふさ)き 吹(ふ)く息(いき)蒸(む)れて
・燻(ふす)むうん うんに次(つ)ゐての
・継(つ)き句(うた)は うまし乙女(おとめ)に
・おとめにと 七音(ななね)に当(あ)たる
・地(くに)出(い)つ音(ね) 留(と)めは三音(みつね)の
・会(あ)いぬなり
・ここに女尊(めかみ)の
・和(やわ)し歌(うた) 情(なさ)け合(あ)わせて
・わな熟(に)やし うまし男(をとこ)に
・あひきとは 負(ま)けて和(やわ)しの
・ミヤビなり 吾往(あい)ぬ吾退(あひ)きの
・流(なか)れ際(きは) けりなお良(よ)くき
・如(こと)ならす
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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