ミカサフミ 神代和字:船と大和言葉の起源【3】
現代語訳
・イカダとカモ(船)の発祥より、ヤマトコトバ(付く音を表す言葉)の道は開かれた
・(次に)立つナカツボ(主要な7音)のチマタ(分岐)から、テニオハ(助詞)が導かれた
・そして、言葉遣いも この歌の中の7音を基にして、人のムツネ(6端)に配り、当てなぞらう
・初の5音は実と手足(銅+2手+2足)、留めの3音は天・地と人穂が招く(陽陰と父母の精髄が招来する)
・ミツノアナはウス(男性器)・タマシマ(女性器)の通り道である
・男尊の歌に添う音の数で"ア(空)"と"ウ(火)"の響きが余るのは、月初めの新月が15日に満ち上向きになるためである
・女尊の歌は満月が欠けていく下向きであり、負けるが勝ち、譲って嬉しい思いを交える
・なお、満ちる(付け足す)・欠ける(離れ減る)の二歌を一連に編むのがツクバウタである
・この言葉の末に、安曇川のシマツヒコが流木に乗って羽を乾かす鵜の姿を見て、木を編んで重ねたイカダを作った
・また、オキツヒコは鴨が泳ぐのを眺めつつ、櫂で漕ぐ船を造ってカモと名付けた
・事の成り行きから、ついでに船の形も鴨に似通わせた
・編む(陽・能動)と和し(陰・受動)は、流れ木(無為中立の自然)が悉く因ませるのである
用語解説
原文(漢字読み下し)
・筏(いかた)と鴨(かも)の
・初(はし)めより 和言葉(やまとことは)の
・道(みち)開(あ)きて 立(た)つ中壺(なかつほ)の
・ちまたより テニオハ斎(ゐつ)き
・導(みちひ)きて 言葉(ことは)遣(つか)ひも
・この歌(うた)の 中(なか)の七音(ななね)お
・基(もと)として 人(ひと)の六根(むつね)に
・配(くは)りしる
・初(はし)の五音(ゐつね)は
・実(み)と手足(てあし) 留(と)めの三音(みつね)は
・天(あめ)・地(つち)と 人穂(ひとほ)か招(まね)く
・瑞(みつ)の孔(あね) 射(うす)・玉島(たましま)の
・通(かよ)ひ道(みち)や
・男尊(をかみ)の歌(うた)の
・添(そ)いの数(かす) あうの響(ひひ)きの
・余(あま)れるお 月(つき)の初(はし)めの
・望(もち)に満(み)つ 女尊(めかみ)の歌(うた)は
・望(もち)の末(す)ゑ 負(ま)けて熟(に)やしの
・心(こころ)交(か)く 満(み)つる・欠(か)くるの
・二歌(ふたうた)お 一連(ひとつ)れに編(あ)む
・付離歌(つくはうた)
・付(つ)く音(ね)お合(あ)はす
・その陶(すゑ)は 安曇川(あしつみかわ)の
・シマツヒコ 流(なか)れ木(き)に干(ほ)す
・鵜(う)の映(は)見(み)て 木(き)お編(あ)み連(つら)ね
・筏(いかた)乗(の)り
・鳧(けり)の泳(およ)くお
・眺(なか)めつつ 作(つく)る船漕(ふなこ)の
・オキツヒコ カモと名付(なつ)けし
・事(こと)の果(は)お ついてに通(かや)ふ
・その形(かたち)
・編(あ)むと和(やわ)しと
・流(なか)れ木(き)の 悉(ふつ)くに因(ちな)む
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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