ホツマツタヱ10文 カシマ立ち 釣鯛の文:津軽のオホナムチ【9】
現代語訳
・一方、出雲を追われたオホナムチは、子ら180守を率いてヤスカワに至った
・その姿は惨めであり、人知れず涙するほど苦労したという
・後にタカミムスビの口添えもあり、オシホミミからオホナムチに対して詔があった
・それにより、(津軽)アソベのアカルミヤ※(都から遠く離れた宮)を賜ることとなった
・天の恵みによって枯れたアソベを得たオホナムチは、早速ウモトミヤ(アカルミヤ)の造営に取り掛かった
・アソベの領地には、千尋の掛橋や百八十縫の白立を造り、壮大絢爛な都を新造した
・これにより、ウツシクニタマオホナムチは、ツカルウモト(津軽の辺境)の守となった
・なお、出雲はホヒの尊に引き継がれた
用語解説
・アカルミヤ:"都から遠く離れた宮"の意を持つオホナムチの宮を指し、津軽アソベの地にあるとされる
原文(漢字読み下し)
・時(とき)に服(まつら)ふ
・オホナムチ 百八十守(ももやそかみ)を
・率(ひき)い来(き)て 忠(まめ)も日陰(ひかけ)の
・灘(なんた)あり
・タカミムスビの
・立(た)たし枝(ゑた) 理(ことわり)あれは
・御言宣(みことのり) 賜(たま)ふアソベの
・アカル宮(みや)
・天振(あふ)ゆを受(う)くる
・オホナムチ 散(ち)るアソベの
・ウモト宮(みや) 造(つく)る千尋(ちひろ)の
・掛橋(かけはし)や 百八十縫(ももやそぬゐ)の
・白立(しらたて)に 顕国魂(うつしくにたま)
・オホナムチ ツカルウモトの
・守(かみ)となる
・ホヒの尊(みこと)を
・元政(もとまつり)
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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