ホツマツタヱ19文 乗りの文 連栲の文:オオクマと青駒【5】
現代語訳
【乗りの文 連栲の文(のりのふみてるたえのあや)】
・25鈴130枝の年サナトの春の初日(元旦)のこと
・アマテルは世の日月(皇位)を御子のオシヒト(オシホミミ)に譲り、天(中央政府)からイセに遷った
・その時、筑紫を治めるオオクマト※は、アマテルに秀馬のアオコマ(青駒)を献上した
・アマテルはオオクマがアオコマを持ってきたことを可笑しく思った(オオクマとアオコマが掛かっているからか?)
・また、オオクマトに これらの七草を与えた
・コゲウ(御形)
・ハコベラ(繁縷)
・イタヒラコ(仏の座)
・スズナ(蕪)
・スズシロ(大根)
・スセリ(芹)
・ナヅ(薺)
・その後、オオクマトは この七草によってヌヱアシモチ※のカサクサ(瘡腐)を治した
用語解説
・オオクマト:筑紫の大隅国(おおすみのくに)を治める者で、大熊命として祀られることがあるという
・ヌヱアシモチ:人物名か動物名かは不明だが、何かしらの名詞であると思われる
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原文(漢字読み下し)
【乗(の)りの文(ふみ) 連栲(たえ)の文(あや)】
・二十五鈴(ふそゐすす) 百三十枝(ももみそゑた)の
・年(とし)サナト 春(はる)の初日(はつひ)に
・世(よ)の日月(ひつき) 御子(みこ)オシヒトに
・譲(ゆつ)りまし 天(あめ)よりイセに
・下(お)り居(い)ます
・時(とき)にツキスミ
・オオクマト 秀(ひ)つ馬(め)青駒(あおこま)
・奉(たてまつ)る
・神(かみ)おもしろく
・思(おほ)すれは クマトに賜(たま)ふ
・御饗(みあえ)には ヌヱアシモチか
・瘡腐(かさくさ)も コゲウ・ハコベラ
・イタヒラコ スズナ・スズシロ
・スセリ・ナヅ この七種(ななくさ)に
・除(のそ)くなり
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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