ホツマツタヱ29文 タケヒト ヤマト打ちの文:ナガスネヒコとの初戦【6】
現代語訳
・上鈴55年2月、浪速の立つミツミサキに到れば、そこを"浪速の港(ナミハヤノミナト)"と名付けた
・浪速の港から山背川を溯り、カワチクサカ(河内草香)のアウヱモロ※の館に留まって軍を整えた
・その先のタツタノミチは対処できなかったため、生駒を越えてアスカを目指した
・だが、生駒にナガスネの率いる軍が現れて「我が国を奪いに来たのか」と言い、クサエサカにて戦が起こった
・その戦でヰツセはヒチ(肘)を撃たれて負傷したため、これ以上 進軍することはできなかった
・ヰツセはハカリコト(作戦会議)にて、このように提案した
・「私は日の神の子孫である
・故に日に向えば、アメに逆らうのも同じ
・そこで一旦退いて、それから祖神を祀ることにしよう
・日にままに襲えば、敵も打ち破れるであろう」
・この提案に皆が「その通りだ」と賛同し、皇軍は八尾へ退くと、敵も追って来なかった
用語解説
・アウヱモロ:河内の県主
原文(漢字読み下し)
・上鈴五十五年(あすすゐそゐほ)
・二月(きさらき)や 速浪(はやなみ)立(た)つる
・御津崎(みつみさき) 名(な)も浪速(なみはや)の
・港(みなと)より 山後川(やまあとかわ)お
・逆上(さかのほ)り 河内(かわち)草香(くさか)の
・アウヱモロ 館(やかた)に軍(いくさ)
・調(ととの)ひて
・龍田(たつた)の道(みち)は
・並(なら)ひ得(え)す 生駒(いこま)越(こ)ゆれは
・ナガスネか 軍(いくさ)起(おこ)して
・我(わ)か国(くに)お 奪(うは)わんやわと
・孔舎衛坂(くさえさか) 戦(たたか)ひ合(あ)わす
・ヰツセ御子(みこ) 肱(ひち)お撃(う)たれて
・進(すす)み得(ゑ)す
・皇(すへらき)告(つ)れる
・議(はか)り事(こと) 我(われ)は日(ひ)の孫(まこ)
・日(ひ)に対(むか)ふ 陽陰(あめ)に逆(さか)えは
・退(しりそ)きて 上(かみ)お祭(まつ)りて
・日(ひ)の随(まま)に 襲(おそ)わは仇(あた)も
・敗(やふ)れんと 皆(みな)然(しか)りとて
・八尾(やお)へ退(ひ)く 仇(あた)も迫(せま)らす
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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