ホツマツタヱ19文 乗りの文 連栲の文:馬術習得の印【9】
現代語訳
・こうして御孫(ニニキネ)は、地道をはじめとする馬術を習得し、荒乗りまでも会得した
・また、年月を経るとさらに熟練し、厳乗りや その他の技も会得した
・このため、ニニキネは詔によって"逸"のヲシテ(璽)を賜った
・また、タカヒコネはニニキネを一人前にしたことから"フタアレ※(再生れ・二荒)"のヲシテ(璽)を賜った
・また、こうしたことから、タカヒコネの子孫も馬の君となった
・なお、馬の薬にはヒトミコマヒサ(人身駒瓢)、卯の花・葛、辻一重葉(マメハコ)がある
・また、ヲバシリとタカヒコネは、二月の初午祭で乗弓術を競った
用語解説
・フタアレ:"再現・再生・再来"であり、イツヲバシリの再来のタカヒコネを指す
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原文(漢字読み下し)
・ここに御孫(みまこ)の
・地道(ちみち)より 乗(の)り熟(な)れ練(ね)りて
・荒乗(あれの)りも 日積(ひつ)み月(つき)経(へ)て
・遂(つひ)に得(ゑ)て また厳乗(いつの)りを
・年重(としかさね) 技(わさ)得給(ゑたま)えは
・御言宣(みことのり) 逸(ゐつ)のヲシテを
・賜(たま)ひけり
・タカヒコネには
・再生(ふたあ)れの ヲシテ賜(たま)えは
・子(こ)も孫(まこ)も 馬(むま)の君(きみ)なり
・薬(くすり)には 人身駒瓠(ひとみこまひさ)
・卯花(うはな)・葛(くす) 辻一重葉(つちひとゑは)は
・マメハコそ
・逸(いつ)ヲバシリと
・タカコヒネ 二荒神(ふたあれかみ)と
・二月(きさら)シヱ 祭(まつ)る乗弓(のりゆみ)
・並(なら)ふ頃(ころ)かな
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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