ホツマツタヱ27文 御祖神 船霊の文:カンヤマトイワレヒコの誕生【15】
現代語訳
・ウガヤは、言葉も美しく、透き通るようなタマノスガタの輝く姫を娶り、ウチツボネ(内局)とする詔をした
・そして、姫はヰツセを乳で養育した
・それに伴って、連れ子もミケイリ御子と名付けられた
・また、ウガヤとタマヨリヒメの間に出来た子はイナヰイ君と名付けられた
・その後、タマヨリヒメはウガヤの内宮となった
・この後に生まれた御子はカンヤマトイワレヒコ※のミコトと名付けられた
・そのとき、アメタネコが"タケヒト"という斎名を奉った
・天君(ウガヤ)はタケヒトに詔し、ツツノミウタ※を贈った
・『これヲシテ 豊綜る機の 連根にそなせ』
・(タケヒトは皇の璽、幾代の大政事を成す土台となれ)
用語解説
・カンヤマトイワレヒコ:ウガヤとタマヨリヒメの第二子で、後に東征を果たす。『記紀』でいう神武天皇に当たる
・ツツノミウタ:連歌形式の19音の御歌を指す
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原文(漢字読み下し)
・言葉(ことは)も美(くわ)し
・透(す)き徹(とほ)る 珠(たま)の姿(すかた)の
・輝(かかや)けは 御言宣(みことのり)して
・内局(うちつほね) ヰツセ養(ひた)せは
・御子(みこ)の名(な)も ミケイリ御子(みこ)そ
・生(う)む御子(みこ)は イナイイ君(きみ)そ
・御后(みきさき)と 成(な)りて生(う)む御子(みこ)
・カンヤマト イハワレヒコの
・尊(みこと)なり
・時(とき)にタネコか
・タケヒトと 斎名(いみな)ちりはめ
・奉(たてまつ)る 天君(きみ)御子(みこ)に
・御言宣(みことのり) 連(つつ)の御歌(みうた)に
・これヲシテ 豊綜(とよへ)る機(はた)の
・連根(つつね)にそなせ
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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