ホツマツタヱ38文 ヒシロの代 クマソ打つ文:ヲウスとオウスの誕生【2】
現代語訳
・(景行)2年(上鈴789年)
・3月、キビツヒコの娘の播磨のイナヒヲイラツメを后(内宮)に立てた
・去年4月、この姫が内侍の時に孕んだが、21ヵ月もの間 御子は生まれなかった
・これを経て、12月15日にウスハタでモチハナ(飾った餅)を作っている時に双子が生まれた
・兄は斎名をモチヒト※という、ヲウスの御子である
・弟は斎名をハナヒコ※という、オウスの御子である
・この御子らは共に成長が良かったが、ヒトナリは一背(8尺)で兄は弱く、弟は20人力であった
用語解説
・モチヒト(ヲウス):景行天皇とイナヒヲイラツメの長男。『記紀』のオオウスに当たる
・ハナヒコ(オウス):景行天皇とイナヒヲイラツメの二男で、後のヤマトタケ。『記紀』のオウス(ヤマトタケル)に当たる
原文(漢字読み下し)
・三種宝(みくさたから)の
・天御使(あまをしか) 八豊(やとよ)の御幡(みはた)
・高御座(たかみくら) いと厳(おこそ)かに
・天(あま)つ神(かみ) むへ下(くた)ります
・御飾(みかさり)お 民(たみ)に拝(おか)ませ
・若宮(わかみや)の 初暦(はつこよみ)成(な)る
・二年三月(ふほやよい) キビツヒコか姫(ひめ)
・立(た)つ后(きさき) 播磨(はりま)のイナヒ
・ヲイラツ姫(め) 内侍(うちめ)の時(とき)に
・去年(こそ)四月(うつき) 孕(はら)みて生(う)ます
・二十一月(ふそひ) 経(へ)て十二月十五日(はすもち)
・臼端(うすはた)に 餅花(もちはな)成(な)して
・双子(ふたこ)生(う)む
・兄(ゑ)の名(な)モチヒト
・ヲウス御子(みこ) 弟(と)の名(な)ハナヒコ
・オウス御子(みこ) 共(とも)に勇(いさ)みて
・人態(ひとなり)は 身(み)の丈(たけ)一背(ひとせ)
・兄(ゑ)は弱(よわ)く 弟(と)は二十力(ふそちから)
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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