ホツマツタヱ27文 御祖神 船霊の文:タケツミが河合の領主となる【2】
現代語訳
・7月7日にイセムスヒ(婚礼の議)が行われ、ホオテミからカモタケヅミ※に詔があった
・「(ホオテミの)后を妻に与えようと思うが、人選は任せよう」
・これに対し、タケヅミは「畏れ多いことです、どうぞアメノママに(ホオテミの選択に任せる)」と申した
・そこで、ミホツヒメはこのように申し上げた
・「12局ありますが、我が孫はスケ后のモトメ、ウチ侍のイソヨリが居ます
・沢山居る后の中でもイソヨリのことは知っているでしょう」
・タケヅミはミホツヒメの進言を父(コモリ)に尋ねると、父が頷いたのでタケヅミはイソヨリを娶ることにした
・これを以ってタケヅミはカアヒノタチ(河合の領主)となった
用語解説
・タケヅミ(カモタケヅミ):ハテスミの子で、トヨタマヒメの弟に当たる(賀茂建角身命と推定)
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原文(漢字読み下し)
・七月七日(ふつきゆみはり)
・妹背(いせ)結(むす)ひ カモタケズミに
・御言宣(みことのり) 后(きさき)お妻(つま)に
・賜(たま)ふへし 乞(こ)ふに任(まか)せん
・タケヅミは 乞(こ)ふは畏(おそ)るる
・天(あめ)の随(まま)
・ミホツ姫(ひめ)申(もふ)す
・十二局(そふつほね) あれと我(われ)か孫(まこ)
・スケモトメ 内侍(うちめ)イソヨリ
・繁居(しいお)りの 中(なか)にイソヨリ
・知(し)る人(ひと)そ 父(ちち)に尋(たつ)ねは
・頷(うなつ)きて これタケヅミに
・賜(たま)われは 河合(かあい)の建(た)ちそ
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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