ホツマツタヱ20文 皇孫 十種得る文:クシタマホノアカリがイカルガノミネに天降る【5】
現代語訳
・その後、テルヒコ(クシタマホノアカリ)はイワクスフネ※を設けた
・アマツハハラを船長とした
・アマツマラを舵取りとした
・アカマロとアカホシをモノノベに添えた
・マウラは風を見た
・ツクモ(99里浜)から伊豆の岬に向けて進んだ
・帆を上げて沖を走り、大空を遥かに駆け見回った
・(帆を上げて沖を走る姿は、大空を遥かに掛ける様だった)
・途中でクマノ宮に参拝し、浪速からカモ※(船)で向かってイカルガノミネ※を終着点とした
・そして、アマノイワフネ※で大空を駆け巡って、この里を"ソラミツヤマト(空みつ和国)"と名付けた
用語解説
・イワクスフネ:御幸の船を指す
・カモ:鴨が足を前後に掻いて泳ぐように櫂で漕ぐ船を指す
・イカルガノミネ:領庭(朝廷)の地にある高山で、生駒山を指すと思われる
・アマノイワフネ:和して恵る御上の御幸船を指す(空を飛んだかのような記述があるが、非常に曖昧な表現がなされる)
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原文(漢字読み下し)
・時(とき)に皇御子(すめみこ)
・斎奇(いわくす)の 船(ふね)お設(もふ)けて
・マラか叔父(おち) アマツハハラを
・船長(ふなおさ)に マラは舵取(かちと)り
・アカウラを 船子司(ふなこつかさ)に
・アカマロと アカホシモノを
・添(そ)え水手(かこ)に マウラは風見(かせみ)
・ツクモより 逸(いつ)の岬(みさき)に
・帆(ほ)お上(あ)けて 沖(おき)走(はし)る見(め)は
・大空(おほそら)を 遥(はる)かに駈(か)けり
・御隈野(みくまの)の 宮居(みやゐ)拝(おか)みて
・浪速(なみは)より カモにて到(いた)る
・イカルカの 峰(みね)より至(と)りの
・領庭(しらには)に
・和(あま)の斎船(いわふね)
・大空(おほそら)を 駆(か)けり恵(めく)りて
・この里(さと)の 名(な)おも空(そら)みつ
・和国(やまとくに)
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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