現代語訳

・(景行)18年(上鈴805年)
 ・3月、都帰りの御幸巡りにてヒナモリに至った時、イワセガワを遥かに望んで人群をオトヒナモリに見せた
  ・帰る時に「諸県の主らが大御食を捧げようと、イツミヒメの屋にて集まっております」と申し上げので、これに行った
 ・4月3日、クマノガタの長のクマツヒコ兄弟を召した
  ・兄ヒコは来たがは来なかったため、臣と兄ヒコを諭しに行ったが拒まれた、よっては処刑された

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用語解説



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原文(漢字読み下し)

・十八年三月(そややよひ) 都(みやこ)帰(かえ)りの
・御幸(みゆき)巡(めく)り 到(いた)る夷守(ひなもり)
・岩瀬郷(いわせかわ) 遥(はる)かに望(のそ)み
・人群(ひとむれ)お 弟(おと)ヒナモリに
・見(み)せしむる 帰(かえ)り申(もふ)さく
・諸(もろ)県(あかた) 主(ぬし)ら大御食(おほみけ)
・捧(ささ)けんと イツミ姫(ひめ)か屋(や)に
・その集(あつ)え

・行(ゆ)く四月三日(うつきみ)
・熊(くま)の県(かた) 長(をさ)クマツヒコ
・兄弟(ゑと)お召(め)す 兄(ゑ)ヒコは来(く)れと
・弟(おと)は来(こ)す 臣(とみ)と兄(あに)とに
・諭(さと)さしむ 然(しか)れと拒(こは)む
・故(かれ)殺(ころ)す

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります