ホツマツタヱ31文 直り神 三輪神の文:直り神と宗像三女神(綏靖朝の長雨の記録)【14】
現代語訳
・これ以前、五月雨が60日降ったため、稲苗もミモチ(稲の病)に罹って痛んでしまった
・そこで筑紫に派遣されていた御使人(アメタネコ)が直り祓いの"カセフノマツリ※"を催行した
・その際、県主らも努めてオシクサの守りをすれば、これによって稲苗も甦った
・稲が健康になったことで皆は賑わい、これ故に"ホツミノマツリ※"を為した
・これより民のウフスナ(産土)には、スミヨシ、モノヌシ、ナカトミを合せたナオリカミが祀られた
・また、宇佐にはイトウの三女神(宗像三女神)が祀られるようになった
・また、天君はヒコユキをマツリノトミ(ウマシマチ)のスケ(輔・次官)と為した
用語解説
・カセフノマツリ:稲虫を祓うための祓いの儀式
・ホツミノマツリ:収穫祭を指す
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原文(漢字読み下し)
・先(さき)に五月雨(さみたれ)
・六十日(むそか)降(ふ)り 稲苗(さなえ)みもちに
・傷(いた)む故(ゆえ) 遣(つ)くる御使人(をしかと)
・居直(いなお)りの 祓(はらひ)カセフの
・祭(まつり)なす 主(ぬし)ら務(つと)めて
・押草(をしくさ)の 守(まも)りに苗(なえ)も
・甦(よみかえ)り みあつく成(な)れは
・賑(にき)はいて 故(かれ)に果実(ほつみ)の
・祭(まつり)なす
・それより民(たみ)の
・ウフスナと 祭(まつ)るスミヨシ
・モノヌシと 中臣(なかとみ)合(あ)わせ
・直(なお)り神(かみ) 宇佐(うさ)にイトウの
・三女神(みめかみ)や
・また天君(あまきみ)は
・ヒコユキお 政(まつり)の臣(をみ)の
・輔(すけ)となす
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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