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2016年5月17日火曜日

ホツマツタヱ16文 孕み謹む帯の文:妊婦の気持ち【3】

現代語訳

・(その後、コモリはヒメキミの出産に立ち会った)
・なお、コモリは出産に際してこの様に説明した
 ・「出産時には母は嘆きますが、これは子を重んじるカゼノトモシヒ(揺れ動く心)です」
・すると、ヒメキミはこう言った
 ・「タマコ※(保籠)が次第に嵩張れば、安泰な日も無くなります
 ・水が欲しくなり、あるいは酢が欲しくなります
 ・胸騒ぎに面を上げれば、手足が冷えて明けても暮れても悩みが消えません
 ・食欲が無くなり、胸が痛んで目が眩みます
 ・稀に調子のいい日には、豆を拾うくらいがやっとです
 ・他者の労わりも謹んで、調子は良いと言って忍んでいます
 ・しかし、今 私の身体は呼吸が2時間ほど整わず、まるで病気の時のように悲しいです」

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用語解説

・タマコ:胞衣を指す

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原文(漢字読み下し)

・折(おり)しもに ヒメの嘆(なけ)きは
・子(こ)お重(をも)ふ 風(かせ)の灯(とも)し火(ひ)

・保籠(たまこ)積(つ)む 安(やす)き日(ひ)もなく
・水(みつ)お乞(こ)ひ 或(ある)は酢(す)お乞(こ)ひ
・胸騒(むなさわ)き 面(つら)に上(のほ)せは
・手足(ゑた)冷(ひ)ゑて ひめもす萎(な)やみ
・食(みけ)食(た)へす 胸(むね)の痛(いた)みや
・目(め)の暗(くら)み たまに良(よ)き日(ひ)は
・豆(まめ)拾(ひら)ふ

・この労(いたわ)りも
・謹(つつし)みて 良(よ)きと忍(し)へと
・今(いま)我(わ)か身(み) イキス一時(ひととき)
・四十枝(よそし)ほと 足(た)らぬ病(やま)ふの
・悲(かな)しさや

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります

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