ホツマツタヱ9文 八雲討ち 琴つくる文:スクナヒコナの登場【12】
現代語訳
・クシキネがアワ国のササザキに居る時、カカミノフネ(鏡の船)に乗ってくる者が居た
・その者に素性を尋ねて見たが、答える様子が無かった
・クヱヒコ※は「あの者はカンミムスビ※の1500子で、教育から落ちこぼれたスクナヒコナ※でしょう」と言った
・それを聞いたクシキネは、スクナヒコナを手厚くもてなした
・そして、共に協力してウツシクニ(現し地)の病を癒し、田畑の害獣・害虫の類を駆逐した
・スクナヒコナは、アワシマのカダカキを習い、ヒナマツリを教え伝えて、カダノウラのアワシマカミとなった
用語解説
・クヱヒコ:スクナヒコナの正体を明かした者。『記紀』では、あらゆることを知るカカシとされる
・スクナヒコナ:カンミムスビの子で、オホナムチと協力して病気治療や害獣・害虫の駆逐を行う。(『記紀』のスクナヒコナ)
・カンミムスビ:トヨケの子で、6代目タカミムスビに当たる。ココリヒメと結婚し、シラヤマカミとなる
原文(漢字読み下し)
・クシキネ アワの
・ササザキに 鏡(かかみ)の船(ふね)に
・乗(の)り来(く)るを 問(と)えと答(こた)えす
・クヱヒコか カンミムスビの
・千五百子(ちゐもこ)の 教(をし)ゑの結(ゆ)ひを
・漏(も)れ落(お)つる スクナヒコナは
・これと言(い)ふ
・クシキネ篤(あつく)
・恵(めく)む後(のち) 共(とも)に努(つと)めて
・現(うつく)し地(くに) 病(や)めるを癒(いや)し
・鳥獣(とりけもの) 蝕虫(ほおむし)払(はら)い
・振(ふ)ゆをなす
・スクナヒコナは
・アワ州(しま)の カダカキ習(なら)ひ
・雛祭(ひなまつり) 教(をし)ゑて至(いた)る
・加太(かた)の浦(うあら) 淡島神(あわしまかみ)そ
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿