ミカサフミ7文 嘗事の文:カのヲシテの形(秋から冬へ)【8】
現代語訳
・(トヨケは続けた)
・「円の中の御柱は"カ"のカミカタチ※
・"ミ"の嘗(ミ元神の守)は招く陰が強くなり、10月を迎えれば、大陰が陽を退けて時雨を為す
・そして、次第に陰は地中に充ちて、陽を尽くす(陽神の無い月として神無月となる)
・故にオホナムチ※は神無月にヌルデの木を焚いて、諸守に餅飯を施す(出雲では神在月)
・11月は次第に陰が地表に上がって霜柱を成し、柊と初草は蕾を付ける」
用語解説
・カミカタチ:ここでは"神霊が形をとった姿"を指す
・オホナムチ:ソサノヲとイナタヒメの五子で、出雲建国後初の子。『記紀』でいうオオナムチに当たるが、微妙に異なる
原文(漢字読み下し)
・円(まとか)の中(なか)の
・御柱(みはしら)は カの神形(かみかたち)
・ミの嘗(なめ)は その陰妙(めたえ)にて
・十月(かみなつき) 大陰(うめ)退(しりそ)けて
・時雨(しくれ)なす 弥々(やや)底(そこ)に充(み)ち
・陽(を)お尽(つ)くす
・故(かれ)ヲヲナムチ
・神無月(かなつき)に ヌルデお焚(た)きて
・諸守(もろかみ)に 餅飯(もちゐ)施(ほとこ)し
・十一月(しもつき)は 弥々(やや)陰(め)か昇(のほ)る
・霜柱(しもはしら) 柊(ひらき)初草(はつくさ)
・蕾(つほみ)差(さ)す
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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