ホツマツタヱ24文 コヱ国ハラミ山の文:テルヒコの横暴【27】
現代語訳
・アスカキミ(テルヒコ)はカグヤマ(橘山)を写し(模倣)、カグヤマ(香具山)を造った
・また、宮の名もアスカ宮からカグヤマ宮とした
・また、ハセカワを掘ってアスカカワを成し、緑を田と成した
・これに対し、内宮であるスガタヒメはテルヒコに意見した
・「君よ、この開拓は良くありません
・昔、クシヒコはアスカ川にて嘲る穢れを諌めて禊をしました
・これを棄てるのであれば、また穢れが生じるでしょう
・そうなれば、神が何をするかわかりません」
・すると、テルヒコはこれを聞かずに反論した
・「女に政をさせる処が何処にある
・汝は この田のように子が出来ない女である
・よって、妻として相応しくない」
・このように言い放って離婚し、トヨマドの娘のハツセヒメを召して妻とした
用語解説
スポンサーリンク
原文(漢字読み下し)
・アスカ君(きみ) カグ山(やま)写(うつ)し
・宮(みや)の名(な)も ハセ川(かわ)掘(ほ)りて
・アスカ川(かわ) 縁(ふち)お田(た)と成(な)す
・スガタ姫(ひめ) 君(きみ)に申(もふ)さく
・これ悪(わ)ろし 昔(むかし)クシヒコ
・諌(いさ)めしお 嘲(あさけ)る穢(けか)れ
・禊(みそき)なす これお棄(す)つれは
・また穢(けか)れ 何神(なにかみ)ありと
・諌(いさ)むれは
・カグヤマ央君(きみ)
・これ聞(き)かす 女(おうな)の政(まつり)
・何処(いつこ)ある 汝(なんち)はこの田(た)
・子(こ)は生(は)えす 妻(つま)にならぬと
・交(け)ふ去(さ)りて トヨマドか女(め)の
・ハツセ姫(ひめ) 妻(つま)と召(め)さるる
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿