ホツマツタヱ29文 タケヒト ヤマト打ちの文:ニキハヤヒの降伏【11】
現代語訳
・皇軍はクニミガオカに立ち、そこで作った御歌を歌った
・『神風の 妹背の生み成る 古の 八方這い回む 下民の 天子 弥々天子よ 下民の い這い回めり 討ちてしやまん』
・(神風の妹背が生んだものは、古より代々 下民は下民、皇子は皇子である、這い回る下民は討ってしまおう)
・この歌を諸が歌えば、敵軍がニキハヤヒにこれを告げた
・ニキハヤヒは暫し考えると「サスラヲヨス(ソサノヲの二の前となろう)」と雄叫び申した
・また一言交えれば「天君が正統なり」と言って軍を退いた
・この様子を見た皇軍は笑んだ
用語解説
原文(漢字読み下し)
・国見(くにみ)か丘(おか)に
・軍(いくさ)立(た)て 創(つく)る御歌(みうた)に
・神風(かんかせ)の 妹背(いせ)の生(う)み成(な)る
・往(い)にし代(え)の 八方(やえ)這(は)い回(もと)む
・下民(したたみ)の 天子(あこ)弥々(よよ)天子(あこ)よ
・下民(したたみ)の い這(は)ひ回(もと)めり
・討(う)ちてしやまん
・この歌(うた)お 諸(もろ)か歌(うた)えは
・仇(あた)か告(つ)く 暫(しは)し考(かんか)ふ
・ニギハヤヒ 流離男(さすらを)寄(よ)すと
・お猛(たけ)ひて また一言(ひとこと)交(か)も
・天(あめ)からと 軍(いくさ)お退(ひ)けは
・御方(みかた)笑(ゑ)む
現代語訳文の目的・留意点
・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります
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