現代語訳

・(垂仁)64年(上鈴752年)
 ・五月雨が40日降り続き、稲田がミモチ(稲の病)によって痛んで枯れた
 ・これが君に告げられると、君自らカセフノマツリ(祓いの祭)を催行し、これによって"やはり若やぎの瑞穂"が成った
 ・また、カエリモフデのホツミノマツリ(収穫祭)も君自ら催行したため、国は豊かになった

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用語解説



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原文(漢字読み下し)

・六十四年(むそよとし) 五月雨(さみたれ)四十日(よそか)
・降(ふ)り続(つつ)き 稲田(いなた)みもちに
・傷(いた)み枯(か)る 君(きみ)に申(もふ)せは
・自(みつか)らに カセフの祭(まつり)
・なしませは やはり若(わか)やき
・瑞穂(みつほ)成(な)る 返(かえ)り詣(もふ)ての
・果実(ほつみ)おも 自(みつか)ら祭(まつ)り
・給(たま)ふ故(ゆえ) 国(くに)豊(ゆた)かなり

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現代語訳文の目的・留意点

・この現代語訳は、内容の理解を目的としています
・原文を現代語で理解できるようにするために、原文を現代語に訳して箇条書きで表記しています
・原文や用語の意味などについては「ほつまつたゑ 解読ガイド」をベースにしています
・原文に沿った翻訳を心がけていますが、他の訳文と異なる場合があります(現代語訳の一つと思ってください)
・文献独自の概念に関してはカタカナで表記し、その意味を()か用語解説にて説明しています
・()で囲んだ神名は、その神の別名とされるものです
・()で囲んだ文章は原文には無いものですが、内容を理解し易いように敢えて書き加えています
・人物名や固有名詞、重要な名詞については太字で表記しています
・類似する神名を区別するため、一部の神名を色分けして表記しています
・サブタイトルについては独自に名付けたものであり、原文には無いものです
・原文は訳文との比較の為に載せています(なお、原文には漢字はありません)
・予告なく内容を更新する場合があります